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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

マグマのような感情から静かな平和が訪れる!(縄文スイッチ ① 2/10)

2014-12-11 | 第一章「意識と知覚」

 マッサンも父子の葛藤がテーマのようで、栄一郎さんの鴨居社長に対してのこころの動揺。反対に鴨居社長の栄一郎さんへの動揺。そんなところを見つついろいろ考えた。

 実は、昨日も八王子で勉強会があり、通常、生き甲斐の心理学の学徒は他者の支援や自分の支援(自問自答になってしまうが)で、何に注目するべきかという問いかけをしてみた。もちろんケースバイケースのところがあるが、一般的には「暗い感情」に焦点付をするのが正解なのだろう。これは、病理論からくる帰結で、湧き起こる本当の感情から真実(その人の思い込みといったらよいか、自己概念)を探していくのだ。

 先の、栄一郎さんの問題でも、栄一郎さんの本当の感情が何か鴨居社長の本当の感情はなにか・・・この理解が、解決へのポイント・早道になる。

 写真は、最近撮った富士山の写真であるが、富士山を意識してみていると、風の強い日は顕著であるが、何か噴火でもしているかなと思えてしまう。実際、富士山は活火山であり、縄文時代などでも、よく噴火をして困らせたようだ。平和で静かな富士山を見るのが私たちにとって当たり前だが、噴煙を上げている恐ろしい富士山を祖先たちは観て、きっと祈ったりしたのだろう。

 恐ろしい噴火により、火山灰が積もったり、生き物が怯えたりする。そんな中で、何を祈り、何を大切にしたのだろう。土偶や土器等の文様の殆どは祈りに直結するもののようだ。日本書紀にでてくる神話の一部も図像に関係あるという学者もいる。

 しかし、暗い感情の把握は、新しい出発、再生、創造活動・・・そんな大転換への宝庫である。

 今年もまもなく終わろうとしている。冬至は12月22日。それが終わると日が長くなり、クリスマス、正月を迎える。新しい何かが始まる希望の時だ。マッサンの鴨居親子の葛藤もたぶん何かを産みだす胎動なのだろう。

縄文スイッチ 2/10

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