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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

洗濯機と縄文土器に共通なものは?(縄文スイッチ ① 3/10)

2014-12-12 | 第一章「意識と知覚」

 先日、洗濯機の調子が悪くなり、随分使ったこともあり新しい洗濯機を買い換えたに。殆ど同じ大きさで洗濯物の容量が30%くらい増えたり、洗濯ものがほぐれた形で仕上がったり、洗濯中の音も静かになったりで技術の進歩(10年くらいかな)を感じ嬉しくなる。しかし、縦型の洗濯機の基本方式は円筒形の筒の底のかくはん翼が回転し、それによる水流で洗浄するといううずまき方式は同じだ。

 回転しうずを巻く・・・・ここで縄文スイッチがオンに!縄文文化をはじめ世界中の新石器文化では、蛇文様等が沢山でてくる。蛇は脱皮をし、激しいほどの生命力をもち、宇宙創生(二匹の蛇で激しい水流をつくり世界を回転させる)にも登場するようだ。原料を入れて土器で煮炊きすると、おいしい食べ物に変わる神秘。それが、土器に象徴的に蛇が描かれる原因だったのだろう。

 洗濯機も、なにか縄文土器に似て、汚いものが綺麗になる。そうした神秘的なものだ。縄文土器のように蛇や渦巻文様をあしらったデザイン、ネーミングもスネークちゃん、などという洗濯機があってもと思うが私なら買うのだが?

 ちなみに、この蛇や渦巻は、食べ物などとの関わりもあるが、葬送用の土器にも描かれ、現世的なものだけでなく宗教的な意味合いも大きい。今日のマッサンのエリーさんの事件、エリーさんも周りも悲しみの極致であるが、縄文文化の一部には死産の子供の遺体は特別に住居の入り口の下に埋葬する習慣があったようだ。縄文公園にいったりすると、入口がちょっともっこりしていることがあるが、それである。昔も今も無垢な子供の死は大きな悲しみだ。エリーさんとマッサンの赤ちゃんが天国で幸せになるようお祈りしたい。

縄文スイッチ 3/10

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