イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

湧き起こるヘンな感情を握りつぶすのは良いか悪いか?(縄文スイッチ ② 1/10)

2014-12-20 | 第一章「意識と知覚」

 今日の「マッサン」は、鴨居社長と息子さんの和解をはじめ、懸案事項がいろいろ解決する内容だったが、私は生き甲斐の心理学の学徒でもあるので、社長の感情の流れや表出とか息子さんの感情の流れが気になってしまう。以前は感情が表出されないというか、まあプロセススケールの低の状態だったのに、湧きあがる感情に同期して、打てば響く会話に驚いたりも。感情の役割は大きいと思う。

 生き甲斐の心理学では、湧き起こる感情を握りつぶす(抑圧する)ことは良くないとしている。例えば部下が上司に対し憎しみの感情が湧き起こると、良くあるのは、倫理的思考で目上の上司を憎む自分がヘン。修業が足りないとか、そんな風に自己否定的になったりするのは良くないと考える。まずは、憎しみとか、湧き起こる感情を素直にいったんは認めることが大事なのだ。。しかし、普通は誰もそんなことを教えてくれないので、ヘンな自分を責めたり、感情を握り潰し心がなんとなく不自由になったりする(自戒をこめて)。

 そして、生き甲斐の心理学では、どんな感情が起こっても、それを握りつぶすのではなく、いったんは受け止め、何故そんな感情を持ったか、感情の意味を考える訓練をする。そして、いったんは倫理道徳抜きに、そういう自分を認める。さらに憎い生徒、憎い姑・・・まあ、その意味・理由を思索するとワンパターンの感情にひきつられた思考や行動とは、違った世界が開けてくる。怒る理由、憎む理由、嫉妬する理由・・

 そして、一呼吸、二呼吸する余裕が生まれたら、次はできれば自他肯定的にとるべき行動を思索することだろう。人はどんな状況に陥っても解釈次第で明るく生きられるようだ。

 さて、写真は私の住んでいるところに近いある神社の鳥居であるが、私はこの場所が好きなので良く行く。まあ、秘密のスポット(もう公開しているが)なのだ。そして、そこのアース・フィーリング(湧き起こる感情)を楽しむことにしている。私の住んでいるところは結構縄文遺跡があり、1万年とか2万年とかの歴史があるはずだ。そして、神社とか寺があるところは、由緒等がはっきりしなくても、例えば1万年の歴史をほこる聖地だったりも。通り抜ける風、日差し、そんなところから妄想するのも楽しい。

 アースフィーリングを味わうということ、これも考えてみれば湧き起こる感情の意味を考える訓練なのだろう。鴨居社長はきんぎょ占いをするが、湧き起こる感情を思索することの方が、私は役に立つように思う。人から言われた占いより、その時湧き起こる感情の意味を考えるほうが良いのでは?

縄文スイッチ ② 1/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ 人気ブログランキングへ <・クリック応援いつも感謝しています! o(^▽^)o