この2-3日、縄文はお休みして持統天皇の生育史関係の本を眺め年表づくりをしている。心理学では生育史をとても大事にするが、実際に歴史の先生の本や小説家の方の本を読みつつ、自分の欲しい情報を整理してみると、生育史とは何か?など当たり前すぎて普段考えないことを、いろいろ考えるようになる。やはり、歴史の事実、両親・祖父母・子供・孫の世代は外せないとか、関係する重要人物(年齢も含め)や地図も重要だとかだ。
歴史の事実や流れも大事だが、持統天皇が万葉集に残した歌をはじめ1300年の時間を超えた、歌など重要だ。そこには、基調となるような感情、防衛機制の傾向・・・貴重な人となりがうかがえる。さらに、写真は吉野宮と思われる周辺の景色だが、時間と共にさまざまなものが変わる中、変わりにくい自然の景色や雰囲気も大事だ。
そんなことで、2月のこの寒い中・・・奈良、飛鳥に行くことに決めた。持統天皇にかかわるところはこの3-4年でずいぶん回ったが、いろいろ調べると行っていない場所も多い。 山田寺跡、斉明天皇・大田皇女、舒明天皇、草壁皇子の墓所、飛鳥います神社、薬師寺聖観音、それと馬子の墓といわれる石舞台も30年以上行ってないし・・・・その他に、やはり縄文関係にも、時間があれば日下貝塚あたりにも・・・
そこで、どんな感情が湧くか?アースフィーリングを味わう旅になればと思う。
そして、そのときエリクソンの8つの分類の感情がどんなものか?それにも興味がとてもある。
しかし、生育史が複雑な中、政治的には日本の古代を大いに変革しめた持統天皇、当時のこころの専門家であったと思える、道昭をはじめとする僧はどのように接したのだろうか?これも興味がある。
つながること 4/10