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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛の解釈はどんどん変わってきた!(解釈のこと 3/10)

2016-02-16 | 第九章「愛」

 愛とは何か?哲学的な問いかけもあるが、心理学では、「あなたが思う愛が愛」と定義したりする。なんとも頼りないようであるが、このアプローチは結構深い。

 自分の愛の解釈は、約65年で大きく変わっている。私は幼児洗礼のカトリック信徒であるが、その幼いころ、小学生のころ、中高生のころ、20歳台のころ、30歳台のころ、40歳台、・・・そして縄文小説?を書いた60歳台のころとずいぶん違っている。特に50歳代から60歳台にかけては、カトリックの信仰もあるが、U先生の比較宗教学と臨床心理学の影響も実に大きい。

 どこが違うかといえば、自分の狭い了見の中であることは今でも変わらないにとは思うが、それなりに広がりと深さを増していると思う。

 それじゃ分からないと思うので別の言い方を考えると、愛そのものの神様のイメージがより優しく、深く、親しくなってきた(幼いころも意外に似ている)。それから、論文を書くために縄文小説を書いてしまったが(まだ手を加えているが)、それは愛について、真善美の観点から思索・イメージした不思議な経験だ。今の世の中は、あまりに近くにあり、いろいろ惑わされてしまうのだが、その経験から愛を真善美の3つの要素で考えてみると、今の世の神秘が見えてくるようにも思う。

 フェルマーの最終定理を証明するものすごい努力、人権について実際に思索し活動している努力、美しい自然の美や芸術の努力、そんなことは愛とは昔は考えなかったが、最近は、ひょっとしたらと立ち止まってしまう。

解釈のこと 3/10

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