縄文時代の復元住居を展示する施設は多いが、どこまで本当なのか考え込んでしまう。たとえば屋根だが茅葺か土葺か、あるいは入口は扉状なのか引戸状なのか、床はどうなっていたか。定住生活をしていた縄文中期では、文化も高かったので、住居も住みやすかったのではと想像するのだ。
先日、行った蜆塚遺跡。温かい車の中からでてきて、竪穴式住居を見学すると扉や戸が気になった。縄文時代の祖先たちは、隙間風が吹き荒れる住居に住んでいたのだろうか。日本では開閉式のドアより、引戸が平安時代などは主流だったようだが、これは着物の生活と深いつながりがあると聞いたことがある。縄文時代の祖先たちは、どのように入口を工夫したのだろう。
さて、車での奈良旅行を終えて2日目。何となくけだるい状態から身体は回復してきたが、PCの調子が悪いので、その対策でやや気が重い。生き甲斐の心理学を学んでいくと、日々の感情生活は、奈良旅行の観光で歓喜しているように幸福曲線にいることは少なく、逆にストレス曲線のなかにいるほうが多いことに気付く。
そして、縄文時代の竪穴式住居の扉・戸はこうあるべきだ・・・という理想と現実のギャップが不安(ストレス曲線)をあおるわけだが、一歩距離をおいて解釈する知恵が生き甲斐の心理学にはあるのだ。自分は今、どのモードになっているのか(PC対策で、文面もソフトウェアエンジニアっ風に)。不信感モード、疑惑感モード、罪悪感モード、劣等感モード、混乱モード、孤立感モード、停滞感モード、絶望感モード。それぞれのモードも何か繋がりもあるように思う。また、その始まりというか原因も無意識の世界を想定するとわかることがある。自分の感情生活の傾向をつかんでいく。
自分の傾向をつかむと、実は対策ができる。エリクソンさんの知恵は偉大だ。今日は、PCの問題で劣等感モードのようだ。こんな時は、こつこつと対策をネットで調べつつ、焦らないでコツコツ・・・劣等感モードの解決は、技能と勤勉性がキーワードと学んだからだ。祖先たちも、入口の引戸などユニークな発明をしてきている。これもコツコツが重要だったのかもしれない。
解釈のこと 10/10