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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

最高のつながりで一番大事なこと!(つながること 10/10)

2016-02-13 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 何十年ぶりに小石川後楽園を訪れた。梅が綺麗だったが、思いがけずオスの翡翠(カワセミ)を観ることができた。都心で翡翠(カワセミ)とは、こころが躍った。

 亡くなった祖父は四ツ谷に住んでいて、曙橋のそばは川があったとか、山葡萄を食べたとか、母に言っていたようだ。狐やタヌキも出たと私に言ったこともある。今は都会になってしまったが、一昔前は四ツ谷にも自然があふれていた。それが、戻ってきているのかもしれない。

 翡翠(カワセミ)といえば、山梨県の高速道路の釈迦堂パーキングエリアから歩いて行った博物館を思い出す。たくさんの土偶が展示してあったが、珍しく、イノシシや翡翠の土偶もあったのである。日本人が数千年以上にわたり翡翠を特別な想いで接していたのだ。

 翡翠はカメラ愛好家が必死におっかける。美しい姿もあるが獲物を追う姿が、なんとも素晴らしいのだろう。静と動。オスは餌を得て、求愛行動としてメスに振舞ったりすることもある。

 さて、こころを繋ぐことについて、一週間以上お付き合いしていただいたが、一番大事なのは何か。そんなことを昨日から考えている。ロジャースの6条件とか傾聴のポイント、エンカウンターなどいろいろあるが、今日の私は役割という言葉が浮かんできた。

 生まれてから今まで、考えてみれば私は何らかの役割を得、そしてさまざまな他者から役割をとおして慈しみを受けてきた。

 そうだ、人とのつながりは、何らかの役割を通してと考えられないこともない。母と子など家族(生物学的、社会的・・・さまざまな意味があるだろう)としての役割もあるだろう。仕事上の関係、ケアの関係、・・・いろいろあるようだ。

 人との関係・・・マンネリの関係、反目しあう関係、お互いに助け合う関係・・・といろいろあるが、自分の人生でも得難いつながりを感じたとき、それは何でかと考えてみた。私は、そこにその人らしい深い思索を通しての役割があったように思う。親と子、先生と生徒、師と弟子、・・・ありがたい関係や役割。

  

つながること 10/10

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