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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

仕事のマンネリズムを克服する!(新しい体験 4/10)

2016-06-17 | 第三章「無意識の世界」

 なんでも一つの道を究めるというのは大変だと思う。しかし4-5年打ち込んでくると私の場合、ある種のノウハウが自分の身体の一部のようになり楽にできるようになる。しかし、それが意外と曲者で次のステップの足かせになったりする。生き甲斐の心理学では経験の一部が自己として分化される現象を注視する。

 例えば車の運転でもそうだ。運転に慣れてくると、良いか悪いかは別に、ある種の動作が無意識にできたりする。その中には理論的に考えると問題がある運転の癖というようなものもでてくる。しかし、例えばプロのドライバーになるために、その癖を直さねばならないという事態が起こらない限り、だらだらと癖を繰り返していく。

 とはいえ、こうした自分の癖に気が付くことは難しい。自分の理想や現実の把握の仕方が無意識的な世界にセットされ意識することが少なくなるからだ。ただ、私の場合を振り返ると、停滞感というかマンネリ感のような感情が湧きおこることが多くなる。

 この感情の意味をエリクソンさんの、「世話・生殖性・停滞感」をヒントとして考えると良いかもしれない。自分の殻に閉じこもっていると観えない癖。それが、他者の世話などをヒントに視点を変えることで、これで良いのかという自分の価値基準・理想の変更が起こりやすくなる。あるいは、自分の性を含めた身体性を哲学することも現状突破の原動力になるかもしれない。動物の脱皮という現象を思索すると、停滞感が意味が分かってくるようにも。

新しい経験 3/10

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