田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

中学生物語 IN 山裾

2008年06月03日 | 日記
6月3日(火) 雨 雨 雨 中頃の午後? 止む 寒い 冷たい風

目覚めたときには東のガラス窓には雨粒が無数に付き、音を立てて雨が降っている。
テンキ予想は降らずに厚い雲に覆われると詠んでいたが・・・・
TVの予報どうりに雨 寒い 冷たい風・・

朝から慌ただしく中学生の農村体験受入『雨バージョン』に設定を変える。
今日のホット・ステイは千葉市立草野中学校、修学旅行のプログラムになっている。


160人の生徒を町内30軒の家庭で農村体験することになっている。
彼らが到着するまでに、VTR付きテレビの運び込み・・・
玄関にタオル数枚、地域食の材“ニラ”を畑の奥の方から収穫等々・・・
この中でもVTR付きテレビはブラウン管時代の21型重いオモイ・・そして持ちにくい・・

激しい雨の中、バスの着くところまでは車で迎えに行く。
大型バスが到着、ご挨拶もほどほどに車に乗り換えてゴー
Mとのご対面をしてからはテーブルに着き自己紹介やら、集落の説明・・・
相変わらず雨がシッカリと降っているため、予定のVTR鑑賞会となりました。
町内の環境団体『蓼科の水を考える会』企画制作で町内を南北に流れる三本の川
「芦田川」「番屋川」「赤沢川」この三つの川の水質検査、水生動物調査を赤裸々に捕らえたVTR
科学的・学術的な調査は近くの『㈱信濃公害研究所』がシッカリすっかりカバーしています。
http://www.eco-skk.com/index.htm
勿論、会のお歴々も豪華出演している故・・・
生徒たちも眠い目をシッカリと開き画面に食い入っていたのでした。

それにしても静かな中学生・・何を聞いてもヒソヒソと細流(せせらぎ)のごとし、
少々面食らっているところでお昼となりました。
ところが、昼飯を摂った後には、ピアノ連弾、それに合わせての男子生徒の話芸?
が次々になにやら小演芸場の如き・・


餌を貰った小雀ではないが賑やかな会話が飛び交い、我々もやっと一安心
宴も酣(たけなわ)なところに先生方が到着・・・・・
ここで再度ピアノ演奏と話芸ならぬギャグの連発で一盛り・・・


一段落したところで、今日の反省と明日の活力のために、
信州名物「ニラ煎餅」の料理教室の始まり・・
ホットプレートに種を流し、フライ返しで宙返り・・・
意外にも皆さん上手に焼き上げパクリパクリ・・
追加にはMお手製のカステラを特大サイズに切り分けこれも完食でパクリ


お別れの言葉には“晴れていたら・農作業を・たくさんタクサン・働きたかった”と
涙のでる言葉をいただきました・・・・・。

お帰りの時には雨も止み、バスの待合所まで集落の田圃道を歩いて・・・

現代 都会の中学生の二面性を垣間見ることができたホットス・テイ・・
帰り際にはキチンと挨拶をしてのこと、鎮守の森も見送っていました。

           <神社の御神木に次ぐ大木“橡の花”>

コメント (4)
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