田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

満月のランデブー 乙女のスピカ

2008年06月19日 | 日記
6月19日(木) 曇り 雲間から日が射す 小雨 曇り 晴れ

午前中は役場に持っていく書類を再確認して文言の訂正など幾つかを直した。
梅雨が本格的になるといっているわりには雨はふらない。

昼前に庭に出見ると、いつから咲いていたのかつるバラ“モーツアルト”が咲いている。
これは勤め先の玄関脇に咲いていたものを挿し芽をして増やしたものだ。
ポールを建てようと思っていたが・・・


バラの横にある小さな葡萄の木シッカリと実を付け始めている。
名前は忘れたが、イタリア産葡萄の原種だと云っていた。


昼飯の後に役場へ行き明日の会議のレジメを印刷して貰うために担当者に渡してきた。
ついでに車の税金を納めるようにMに言いつかってきたが、4萬9千円ということで、
俺の軽トラは4千円残りはMの車の分になる。
軽トラは田舎では便利に使えて何でも積めるし、知らない集落へ行っても軽トラで行けば誰でも挨拶をしてくれる。
俺にとっては重要なアイテムで社交車と呼んでも良いと思ってる。
ましてや税金が超安いのはは◎だ。

家に戻り一息ついていると久し振りにモズが来ている。
ナナカマドの枯れ枝に止まっているのは“あの幼モズ”ではないだろうか?
立派な♂モズの姿をしているが頭から背中にかけてはなんとなく幼さを見せている。
床屋に行ったばかりのような後頭部が初々しいと思うのは俺だけだろうか??
周りには親モズは見えないので、完全に独り立ちしているようだ。
秋には元気な姿を見せて欲しいものだ。


北へ廻ると昨日も写真を載せた“コマクサ”が、花が一つではなく次々に咲かせてくれるようだ。
一輪だけの花と思い、つぶさに観察してみると、今咲いている花の下に次の花が準備されていた。
更にその下にも幾つかの様子がうかがえる・・・


東側の土手際に向こう側から枝が伸びていて、その枝には沢山の実が着いている。
これは桑の実だが“マルベリー”と呼べば高級洋菓子のパーツにもなり得るのだ。
まだ完熟前だが大分色づいて来ている、周りではヒヨドリが騒いでいる。
人間様の口にはいるかヒヨドリの腹に納まるか・・・ネットでも掛けた方がよいのだろうか。


今日は満月ということで夕方7時40分の月の出を待ったが、雲が多くて諦めた。
10時になんとなく外を見ると雲はいつの間にか消えて月が照っている。
少し東側に乙女座の一等星“スピカ”がしっかりと見える。
山の木々がうっすらと照らされているが空気には湿度が高いのか月の光が乱反射している。
ガラス戸を開けてしばらく見ていると、寒さを感じるくらいに湿り気のある空気を感じた。
コメント (9)
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