田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

甘酸っぱい ルビーのブローチ 

2008年06月27日 | 日記
6月27日(金) 雲は多いが日が出る 涼しい一日

午前中に外仕事を片付けるため、朝飯の片付けを急ぐ・・・・
しかし、外に出たのが10時既に30分の遅れだ。
そして裏の機械室(ボイラーなどがある部屋)から外へ出ると、正面に桑の木がありヒヨドリが来ている。
ドアを開けたとたんにギャーピヤーという声と共に何処へ飛び去る!!
慌てて、カゴをもって来て貰い収穫を急ぐ。
まだだと思っていたが大分したに熟した赤黒い粒が落ちている。
今日の処はたいした数はないが・・・・・
マルベリージャムを作るのにヒヨドリには負けたくない。


畑では簡単な草取りと小さな苗をポットから取り出して植える。
植えた周りの土を平にして、雨で土がはねて葉の裏に着かないように切りワラを引く。
梅雨が上がれば一気に葉を広げ軸を延ばすことだろう。


立ち上がると脇の春シオン?の軸に不思議な虫がいる。
近くへ寄るとくるっと周り反対側へ、更に下から覗くと上へと登る。
背中を見ると人の口のような模様があり全体は◇のようだ。
脇から見るとシッカリと6本の足で草を掴んでいる。
まるで米軍のステルス戦闘機のような姿だが、ステルスは腹に建造物の地下構造まで見える目が着いているとか?
それにしても背中に大きなキスマーク?不思議な虫ですネ?
不思議な虫だが名前は?これって成虫??それとも何かの幼虫でしょうか???


坊ちゃんカボチャを植えるのを後回しにしてステルス虫に夢中になってしまった。
急いで簡単に植えて周りには昨年暮れに刈り取った枯れた風知草をひいた。
剪定挟みを掴みバケツに水をいれて梅香卯木の剪定に向かう。
そこで、又発見したのはルビーのように赤い宝石が俺を呼んでいる。
直ぐにバケツや挟みを置いて宝石へまっしぐら。
見るとラズベリーが一つだけ赤く熟している!!
今年初めて初もの甘さはまだ熟し切れていないから今一だが、色は最高!!
ここでパチリ そしてパクリとした。
カルピスより甘酸っぱいルビーのブローチのようだ。


改めてバケツを持ち直して剪定に向かい一気にシュートを刈り込んだ。
切ってはバケツに入れて持ってきたが、挿し木にできる枝を選び残す葉は先の葉以外は全て半分のサイズにした。
ひと晩バケツに入れて挿し木は明日の仕事とにする。


12時半を廻ったところで今日の作業は終わりとして機械室へ向かうが、途中で黒い蝶をみた。
石積みの処、ジッと止まったまま羽を上下にゆっくりと動かすだけ・・・・
この石にはいろいろな蝶が止まるが塩分でも含んでいるのだろうか?
本を見ると“クロゴマシジミ”と云うらしいが羽の裏側を見せないので判断ができない。


家に入ったのは午後1時、昼飯は直ぐに摂ることができた。
午後は夜にある町づくり研究会の役員会に使うレジメを確認して過ごす。

《つづく》

《つづき》
7時からの役員会も定刻5分前にはじまった。
この町を循環型のエコ・タウンにするために何をするかをの話し合いをした。
YT女史のたたきだいを読み合わせながら、5日の会議に向けて再度練り上げることで参会。
公民館2階の広い部屋からは大きな声で“涙そうそう”のコーラスが聞こえる。
ドアが開いていたので覘いてみると知った先輩方が愉しそうに歌っている。
帰りにはワイパーを動かすほどに雨が降る。
明日は“こめっこ学級”があり小学生が農業体験をするので雨は降らないで欲しいのだ。
コメント (12)
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