田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

北風と太陽 水琴窟を奏でる

2009年01月12日 | 日記
1月12日(月) 晴れ 雪 晴れ

いつものように朝焼けになってきたが、久しぶりに上空には黒い雲がある。
風は冷たく一瞬たじろぐが外へ出ると心地よい冷たさを感じた。
集落の東の山から朝日が昇るがオレンジの光は上空の雲を押し返すような勢いだ。


しかし、太陽が厚い雲に押し返されるのか頭を押さえられている。
北風と太陽の戦いではないがどうやら厚い雲の方が優勢のようだ。


やや北によった浅間山はどうかと云うと頭は雲の中に隠され裾野だけがぼんやりと見えた。


やがて雪が舞い出して太陽はぼんやりながら存在感を示していた。


いつものモズが桜の木で何かを捕まえたようだ。
今頃雪が降る中で虫がいるのだろうか?
もしや、ハヤニエを食料としたしたのだろう。


昼ごろには雪は本降りとなり太陽は北風に負けたのかのようだ。
地面が見えていたところはどんどん白く埋められていく。


しかし、3時を過ぎると北からは青空が広がり雪も止んだ。
既に西に傾いた太陽だが一気に光を放ち屋根を雪を溶かした。
溶かされた雪解け水は樋から鎖を伝い陽の光を反射させながら下に落ちていく。
余りにも雪の溶ける量が多いため、鎖から飛び散る水が光を通し美しい。


雪解け水が水琴窟を奏で独特の音階とそのリズムが神秘的だった。
雪と太陽 水琴窟を奏でる

その後・・・
東の雲も≪なんとなく晴れ≫に変化して浅間山が姿を現した。
こう云う天気の時には夕焼けがきれいだろうと障子を開け放したままPCに向かっていた。
ところが、期待を裏切って夕焼けはわずかに浅間の後ろの空を思わせ振りにホンノほんの僅かに染めただけだった。


6時半頃になってMが気味が悪い月がある・・・・と云う
俺としては月のことはすっかり忘れていたが明日が満月だということを何かで読んでいた。
既に足もとも暗闇に包まれているが寒いと云うことを忘れさせた。
数枚を映したが手振ればかりでわずかに残ったのが下の写真だった。
目視ではもっと赤く見えたと思ったが・・・・・
コメント (8)
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