田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

風の冷たさが 心地よい 一日

2009年01月14日 | 日記
1月14日(水) 快晴 冷たい風 一日中雲ひとつなく心地よい

久しぶりに快晴で迎えた朝、心地よい!!
集落にも朝陽が届くころに浅間山は細雲の下に日が射しているのがわかる。
わずかに西の風か煙は南へ少しだけ流れている。


このところの雪が多く降ったが浅間山はさすがに活火山なので噴火口の近くはほとんど雪が積もっていないようだ。
北側に廻れば雪の量も多いのだろうが、ここから見る限り雪は縄暖簾状態に見えるのがよい。


朝飯を終えて今月後半のスケジュールを確認すると徐々に押されているのが落ち着かない。
巡見道マップも写真の取り直しが課題になっているがこれ天気の具合、光の具合と伸ばしている。
意を決して午前中の作業とすることで、出かけた。
疎水百選にも選ばれている塩沢堰で賄われている田園地帯を中心とした集落の中程を歩く。
公民館に車を置き、双代道祖神の写真を撮り直す。
ここの集落は蓼科山から通水ができてから集落が作られたと言われている。
この公民館の脇にある双代道祖神は公家の姿をしている珍しいものだ。


ここから北に歩くと集落の入り口にある双代道祖神は商人風の姿をしている。
二つの姿から見てもこの集落は古くから稲作により経済的に裕福であり、また信仰心も厚かったのだろう。


ここから少しだけ昔ながらの道を行くと馬頭観音がある。
しかし、ここには“左上田”“右下之城”とある。
下之城は現在佐久市望月の地籍になると思うが、今では余り話題にならない場所だが、嘗ては交通の要衝だったのだろう。


一回りして田圃の中の道を歩き車の処へ向かったが、南には蓼科山が美しい姿を見せていた。
あの山の中腹からここへ水をひいく発想が素晴らしい。


家に戻ると既に昼を過ぎていた。
少しだけ休憩のしたのち3時には藤沢集落へ向かった。
用件は“たてしな歴史研究会”の会長宅で3月14日に開く、公開講座の打合せをした。
また、この地区は巡見道がとおっているところで、春からはここの屏風岩を取り巻く高低差のあるウォーキングマップを作りたい。
S会長には地元ならでは歩くのによい道を教えていただくよう五千分の一の地図を托した。
番屋川の上に聳える屏風岩周辺は山野草の宝庫でもありオオルリシジミ蝶をよく見る場所とされている。


コメント (8)
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