田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

儚い 氷壁の山脈

2009年01月28日 | 日記
1月28日(水) 暖かな朝 風もなく 穏やかな一日

このところ何故か撮影意欲が減退している。
出かけるにもカメラをもって家を出ることもなく、レンズを向ける対象が冬ごもりをしているためだろうか・・・・
そんなことを感じつつも眼が覚めた少し経つと朝陽が昇る気配を感じた。

日の出前のガラスに着いた氷は何ら面白みは見えなかったが、太陽の光を受けるとたちまち姿を変えた。
無表情の氷に魂がよみがえったように生き生きとして数千メートルの山脈が現れた。
幾重にも重なる山並みは氷壁を重ね合わせた連山そのものだった。


洗面所へ行き窓から浅間を見るとすでに春霞の中にあるように見えた。
朝焼けと紫の裾野の色の組み合わせが素敵だ。
空気が澄んで山襞の隅々まで見える浅間山もよいが、今日のようなぼんやりとした風情がたまらなく好きだ。


リビングへ行くとストーブの火が消えたように窓が黒く見える。
薪をいれていつものように空気口を開けると勢いよく炎が昇った。
障子を開けると朝陽はすでに隣の集落との境の山の上にあった。
窓越しにシャッターを切るとペアガラスいたずらか、太陽が二つに・・・・
たまには太陽と月がランデブーでもしてもよいのではないか?

          ≪らずたいのスラガアペ≫

10時半に佐久総合病院に予約をしてあるので、それに間に合うように家をでる。
採血と筋肉注射を外来処置室で待つが、処置台は6個、待合の椅子は8個だが俺が入ったときは10人が待つことになった。
やがて椅子に座るとあとから来た人もどんどん終わってでていき、ふたまわりしたとことで俺の名が呼ばれた。
若い看護婦さんは奥のベッドが並んだところ俺を案内して「注射はどこにしますか?」という。
粘度が高いホルモン注射は怖いという、新人の看護婦さんだろうか?
俺は痛みは感じないから大丈夫・・・・と言いながら・・・
看護婦さんも慎重派は人の腕に初めての注射は怖いのだろう。

次の内科を待つ間に持って行った本は大方読めてしまった。
いつもより30分も余計に待ったが、気になっていた本が読めてよかった。
全てが終わり会計に向かうと、なんと軽井沢の友人と久しぶりにあった。
東京で親しくして彼らは脱サラをして菅平峰の原でペンションを開いた。
大成功のペンションをさっと引き上げて今では軽井沢でペンションを経営している。
息子も調理師の免許を取り厨房に入っているという。
懐かしさと積もる話もあり30分以上話し込んでしまった。
彼らのペンションhttp://www.karuizawa.ne.jp/~edohara/edohara.htm

帰りはいつもの蕎麦屋つたやさんによる予定だったが、営業時間の2時をトックに過ぎていたので諦めた。
この店には俺の写真を飾ってくれるというの、プリントしても気に入った物ができないので約束を守っていない。
いつになったらできるのやら申し訳ないやら・・・
相変わらずの優柔不断の姿勢が治らない。

家に帰ったら急に疲れてしまった。
コメント (4)
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夕陽を受ける 浅間の噴煙

2009年01月28日 | 日記


1月27日(火) なんとなくぼんやりした天気 暖かく風もない一日

早朝から起きだしてストーブに薪を入れて部屋の温度を18℃まで上げる。
まだ陽の出前だがだいぶ明るくなるのが早くなった。
浅間山は霞が掛かっているのかボンヤリとしている。

早々に朝飯を摂り今日中に済ませておかなければならない作業を始めた。
「たてしなエコ・クラブ」のイベントのお知らせとと当日のスケジュールなど事務局のYTさんから頼まれたものだ。
手書きにされた資料を忠実にPCに打ち込むのは面倒だが敬意を表して進める。

昼前にMが友人と戻ってきた。
どうやらやはり家が一番良いらしいが言葉にはださない。
軽く昼飯を済ませて午後は役場へ出かけた。
土地改良区の事務所が目的だが、手前の町長室のドアが空いていたので顔を出すと町長が話しがあるという。
小さな町故のこと町長自らお茶を入れてくれる。

町づくり研究会のことも議会へ提示して来年度の予算を着けられるもの、先送りするものなど提案に実現性が有る物から採り上げるのか曖昧な言葉だ。
町長が決定するわけ訳ではないが、必要とする者なら業務命令でもだして徹底して欲しい。
顔出し程度にと思っていたが30分も話をしてしまった。

帰りには久し振りにガソリンスタンドへ寄り満タンにしたが釣り銭が来た。
少し前は軽トラに満タンにして4000円近くなったこともあったように思う。
一端家に戻り、夕方?夜7時から町づくり研究会の役員会に出かけた。
我々の部会は実現性のある提言をしたが、実行する段階でどのように取り組むかなど熱い意見が出たのが嬉しい。


コメント (6)
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