7月1日(金) 蒸し暑いが涼しい風が吹く 信州の梅雨の晴れ間
朝からボランティアの打合せで出かけた。帰りは昼過ぎになるだろうと家をでたが、戻ったのは12時前だった。
ニュースでも見ようとTVをつけると画面には『アナログ放送終了まであと23日』と画面の左下に表示されている。これから24日までカウントダウンするのだと云う。年明けやミレニアムを待つわけでもないのに大層なことだ。
この表示が出るのは地デジ化されていないテレビだと云う。今までにデジタル化の説明会を覗いているが、“総務省から来ました”と云う説明者に『ナゼ』と聞いても紋切り型の言葉と、法律で決められたからと云うことしか聞けなかった。お祭り騒ぎでデジ鹿?の着ぐるみまで作り大騒ぎをしている裏には、NHKの受信料が過去最高になったと云うニュースを聞いた。デジカの目的が“ここ”にあり、後に言い訳を探し「電波を使い分ける」とか尤もらしいことで法律化してしまったのだ。
「NHK受信料収入、過去最高6598億円 衛星契約増」
http://www.asahi.com/national/update/0628/TKY201106280628.html
カウントダウン表示にしても、本来の報道としてのニュースのテロップに被せている。これで良いのだろうか?ノベツマクナシに表示するほどのことはないし、民放の昼のワイドショウー的な画面では更に酷いものだ。23の数字をNHKより大きくして見にくくしている。
俺としてはデジタル化は良いと思う。しかし、画面を見やすくする、双方向の通信ができる・・・いろいろメリットはあると思うが、一番の課題は、地方局の在り方だろう。
先の東日本震災の時もそうだが、昨日の朝8時16分い起こった松本市の地震も、報道が遅いのだ。NHKでも民放長野の3放送局も画面は出てこない。しかも、通常の朝の番組を流していた。唯一、長野放送(abn)だけは画面の左タテと下にテロップで状況をながしていた。
これは系列の中央で創った番組を流すことで日頃の報道者としての本意を蔑ろにしているのだろう。地方の放送記者がカメラでとらえた画面を直ぐに放送網に載せる ・ ・ ・ これはコマーシャルの関係からも不可能なシステムとされているようだ。
俺的な物の見方だが、7月からは電力制限も法律化されて、大工場などは土日勤務、平日休みとする。大工場だけが勤務日を変えれば良いというわけにはいかず、それに関連する下請け企業も右へならえとなる。
《アナログ放送を平日に交代で休ませて・・・・ってことだね (ヘリクツ)》
ここでも疑問なのだが、日本は原子力発電所を全て廃止すると云うことが決まったように省電力を唱えるのは辞めて欲しい。この際だから日本は全ての原発を廃炉とすると決められないものだろうか?
だから、テレビで省エネを唱えるよりも、午前9時~11時30分、午後1時30分~5時までは緊急時以外は放送の禁止、そして緊急放送はニュースのみとしたい。ここで、ニュースはNHKだけで良いと云いたいのだが ・ ・ ・ どうやら内部事情は余り信頼できそうもないのだ。
松本市は活動断層を抱えながら今回の地震への対応は素晴らしい。菅谷市長の陣頭指揮 ・ ・ ・ がんばれ松本!!
シカシ、ニュースの時くらいは地デジ化のテロップは消してほしい、コマーシャルのときはカウントダウン表示をしないのだから おかしいよネ テレビ君