田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

通い慣れたように やってくる雷雨 虹を連れてきた今日

2011年07月13日 | 日記

7月13日(水)  晴れ  昨日の雨はどこへ  熱い一日  雷雨

 一週間前の切り倒した雑木もすっかり乾き、今日は最後の片付け作業。移り住んで10年間手入れを怠り獣道と化していた。

昼前の谷側の細い道は人も通れるようになった。山のニセアカシアの種が斜面を流れて一列になって芽吹いたものだ。秋までにはこの木も切らなくてはならない。10年間で20cmくらいの太さになったものある。

休憩は大内道に向かった斜面に腰を降ろすと、草むらに隠れるようにホタルブクロが花を見せていた。他では3~40cmくらいになり、沢山の花を付けているが、ここは道普請で草刈りが行われる。頭を刈られて僅かに残された茎に花を付けたようだ。

午後の作業はキツネに掘られた穴で傾いた屋敷神様を平らに直した。直したと云っても応急的なもの、栗石と砂利でしっかりとした土台を作りたい。この土地を譲り受けるときに「悪い神様ではないが、要らなければ移動するよ」と地主に云われた。代々この地を守ってきた土地の神様、俺的にはありがたいもので、大切にしたいと云ったことを覚えている。毎年2月にお札をもらい、お祭りをしている。 

午後は思いっきり熱く風も止まってしまった。しばしの休憩で庭のラベンダーを見に行くとクマバチが来ていた。彼は躰が重いのかの動きを止めると軸がしなる。それでも花から花へと移りながら蜜を吸う。口には鋭い牙のようなものがみえる。蕾をこじ開けるのに使うのか、それとも、花粉を掻き出すのだろうか? 

となりではヤマトシジミが炎天下ながら涼しげに、ゆっくりと揺れている。ラベンダーとこの蝶がこれほど似合うとは思わなかった。 

草の景では二頭のヤマトシジミ、翅の文様では雌雄を見分けることができないが ・ ・ ・  

休みのあとは、枯れた笹の葉の始末、切り株の飛び出したところをチェンソーで切る作業をした。根をきるためかチェンソーが直ぐに切れなくなる。

まだ明るい夕方、北からの雷雲と南の曇が合体した。稲光は見えないが遠くから雷鳴が聞こえる。このところ夕方になると雷雨が来るが、それは瞬間的なもの、しっかりと降ってもらいたい。 

熊手やレーキ、チェンソーを片付けていると急に大粒の雨が降り出した。下屋に逃げ込み東の方を見ると虹がでている。

虹が二本になったり消えたりと曇の動きに合わせて光線の角度に変化があるようだ。家の東側に急ぎ、虹がどこから出ているか見ると直ぐ近く、足下の田圃から立ち上がっていた。 

 

虹を見ると良いことが起こると云う

明日にかける橋、虹の彼方に、虹のはしわたし ・ ・ ・

俺の周りでは身体の不調を抱えている人が多い

皆 快方に向かって欲しい

虹を追いかけて そんなことを願った 

コメント
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