田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

久しぶりの山登り 歩くと云うほどのことはなかった

2011年07月23日 | 日記

7月23日(土)  晴れ    涼しい風  山登りには程々の天候だった

春にスタッフがあつまり計画をした『東信州田舎暮らしネットワーク』の春のイベント・山登りが今日となった。参加者は35名と予想以上の大盛況、バスとワンボックスに乗り込み大河原峠に向かう。

所要時間は一時間くらいだろうか、徐々に高度が増すたびに窓からの空気が冷たさを感じさせる。バスから降りて靴の紐を締め直すなど、案内のM氏の注意事項を思い出しながら三々五々歩き始めた。

そういう時、俺はと言うと靴はなんともいただけないスニーカーで来てしまった。今朝になって思い出したように、キャラバンシューズの紐を変えて準備万端と思ったが、このところ5年以上は使っていない靴、他には本格的な登山靴もある。しかし、いざ、出かけるときになり数年間下駄箱に入れっぱなしの靴で大丈夫だろうかと不安が過ぎった。その昔、富士山の須走を降りるときに靴の前の糸がすり切れ開いてしまったことがある。あのときの事が甦ったので、スニーカーで来てしまった。登るには全く不安はなかったが、降りのときに着地する不安定さが靴底から感じる。双子山だからと甘く見てはいけなかった。

出発の時は青空も見えていたが、歩き出すとガスが掛かりだし、間近に見えるはずの蓼科山は全く姿を見せなかった。笹の生い茂る平坦な道をひたすら一列になって進む。標高は2200mくらいと云うことと、太陽が霧に隠されているので暑さは全く感じない。

30分歩いて双子山頂上と云うことだったが時間短縮で20分もかかっただろうか?呼吸が乱れることもなく頂上はなだらかなピークが二つある文字通りの双子山だった。ここで弁当を広げそれぞれが好きに近辺を散策して1時間を過ごした。

この辺りには花が、咲いていると聞いていたが、どうやら中途半端な時期でゲンノショウコウのような花が沢山見ることができた。あとはエーデルワイスの仲間だろうか?まだツボミで僅かに開きかけている物もあった。ノンビリと辺りを散策し、眼下に見える双子池を覗き込むようにしていると集合の声がかかった。

バスを降りたところまで歩き、次に向かうのは多くの会員が移り住んだ旧望月町布施地区の水道水源“五斗水”を見学、蕩々と湧き出る冷たい水に換気しながら喉を潤す者もいる。

ここからは立科町女神湖を経由して長門牧場で一休み、ソフトクリームに舌鼓を打つものも、草原を歩く人と夏休みに入ったためか小学生の団体が大勢来ているわりに、静かな行列に少々戸惑う。今時の子どもたちはあまり大声を上げたりしないのだろうか? 

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夏を通り越し 秋のような涼しさと空の広さ

2011年07月23日 | 日記

7月22日(金)  晴れ   爽やかな東の風  涼しい一日

重たい黒い曇が上空に張り出し、今日一日が雨になるかのような空模様だった。風は東から少し強め、山の伐採した木を片付けるには都合のよい天気となった。

今月で裏山の整備の第一段階を終えることにしているが、倒した太い木は薪に、細い枝は使いようがないので焼却処分となるが、今日の風は南東から吹き、焚き火の煙は集落と反対側、山に流れるので次ごうがよい。

午前中は上の棚から縄で括った粗朶を降ろす作業に集中、あっという間に昼飯になった。気温が低く風も冷たいので作業はしやすいが、水分の蒸発が早く、気がつくと喉がカラカラで声が擦れている。

午後はゆっくり作業をするように心がけながら、中棚と下に置いてあった木を片付けた。山を見上げると光が通るようになっているが、秋に向けて太い木を伐採することで今年の作業を終わりとしたい。開いた山肌には低木のシモツケを植えることでミスジチョウが舞う山になるようにしたい。

 

暗くなるまで続けた作業、何がこうまでさせるのだろうか?

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