田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

雨上がり 草刈りに具合がよいが テンションがと言い訳

2011年07月29日 | 日記

7月29日(金) 夜半からの雨 昼前には青空がでる 蒸し暑い一日

今朝も雨で夜が明けたがやがて明るくなる頃には雨音もしなくなり朝飯を摂る頃には止んだ。

久しぶりに俺的な朝飯を摂ることになるが、冷蔵庫や食品庫の内容に疎くなっていると勝手が違う。昔を思い出しサニーサイドにベーコンかソーセージ、それにトマトを玉葱のみじん切りとオリーブオイルで焼いたものを添えようと頭で描くのはカラフルな朝食だった。野菜庫を開き、レタスを探すとキャベツのような白いレタスがビニール袋のなかで固まっていた。これを見たとたん俺のカラフルの朝飯は色あせて遠い想い消えてしまった。家事を突発的にこなすと云う思いは甘く儚いものと知らされたようだ。

朝飯を片付け草刈りでもしようと外にでるが雨が降っている。東には浅間山も見えているが ・ ・ ・ やがて明るくなり雨もほとんど感じないほどになったので外にでた。

井戸の脇で咲くクチナシ、いままで何回もカメラを向けているが光線が合わない。晴れているときは白が飛んでしまうし、曇っていても立体感がでない。拘るようなカメラを使っているわけでもないが、純白の陶器のような白さが表せない。光沢がない白だが、花びらが重なり合うとその反射光でその表面に透明感が見える。自然光と安直なカメラでのこと、実物を見に来て欲しい。 

薪が積んである脇ではハナズオウにツルが絡まり、そこにに花が咲いている。花を見れば可憐な姿をしているが、ヤイトバナとも云うそうだ。花言葉は「人嫌い」人間が勝手につけたもの花にとっては迷惑千万だろう。

花を近くで見ると形も色もそれなりに良い、更に近づくと臭いと云うがそこまで近づかなくても充分に花を愛でることはできる。

畑の脇ではブラックベリーが食べ頃になっている。来月の頭には充分な黒さに変身すると思うが、これを狙っているのは俺だけではなくタヌキやハクビシンも同じだろう。

草むらに足を踏み入れると何かが動いた、蛇と云うことはないが ・ ・ ・ 草をかき分けて覗き込むとキリギリスと目が合った。色からして始めはバッタと思ったが、図鑑を見るとキリギリスの雄となっていた。

ラベンダーが並んでいるところでは、今日もキアゲハ来ている。この蝶とラベンダーのムラサキは色合いもよく、花から花へ飛び回る姿が可愛い。長い間ここに居続けるが、花の方も歓迎しているように見えた。

キアゲハのラベンダーダンス

コメント (2)
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