7月20日(水) 雨 ドンヨリとした一日 台風の影響もない
今日は月一回の病院通い、しかも、2ヶ月に一回の眼科と内科二つの診療を受けることになる。台風の影響で激しい雨の中車を走らさなければと少々憂鬱な気持ちだった。ところが、朝になって見ると夜の雨音は消え、東の浅間の麓は見えていた。
病院の駐車場は何時もの混雑とは比べものにならないくらい車が道路にあふれている。雨が少なかったことで水たまりは見えないが、俺の軽トラの荷台にはこっそりと長靴を忍ばせたのを周りから見られているような気がする。
眼科は時間とおりに終え、次に外来治療室で注射と採血がある。ここがものすごい混雑、いつもならすんなりと通過できるのが外で待ち、中でも待たされ、採血を終えてから、注射の係り看護師(婦)が来ない。採血を終えた看護婦が別の看護婦に『注射お願いします』と声を掛けているのに、返事をしない ・ ・ ・ 待合の椅子に座る人もアゴを突き出し腕を組んでいるが、これって怒りの表現かと勘違いしてしまう。
待たされた注射も看護婦の怒りのためか、いつもより痛い!!ホルモン系の筋肉注射故、痛みは常だがドカンと云う感触と共に針が突き刺されたことで指の先まで響いたのには参った。そのショックのためか、直後に内科診察に必要な血圧を測ると115と67とでた。何時もの院内を早歩きで一廻りしてからの血圧と同じだった。
時計を見ると12時55分を指している。あとはカバンに入れてきた本を読んで待ち時間を潰すことになるが、その本も読み終わってしまい、午前中の眼科でもらってきた花粉症のパンフを読んだ。イネ科の植物は家の周りというか、町中どこにでもあり俺の散歩する道にある草が写真付きで載っている。
スズメカタビラやスズメノテッポウなどは花を見ると意外にも可愛い姿をしている。カモガヤも朝露を溜めたところに朝陽が射すと美しい電飾のように見える。
内科は11時30分の予約だが13時30分を過ぎても音沙汰がない。周りの人は一端少なくなったが、午後の予約の人が椅子を埋め始めている。2時少し前になると看護師(婦)が名前を呼びながら俺の方へ向かってきた。話を聞くと「採血の結果がでないから診察は遅くなる、昼飯でも摂ってから来て欲しい ・ ・ ・ 」病院の都合もあるだろうが、俺にも都合がある。ここで仕掛けに乗って大声で叫んでも解決はないので、次回の予約日時を紙に書いて見せた。今日はこれでお仕舞いにしようと云うわけだ。
眼科の支払いを済ませて俺は家に向かったが、後味の悪い病院通いとなった。
いつもは毎月第4水曜日と決まっているのだが、今月は病院の都合で今日になった。今日の全てが病院の都合、俺がモガイテも始めっから決められていたようだ。後期高齢者予備軍相手のこと、病院も近い将来のカルテを先取りしているのだろう。
小さな雨粒 棘のあるミドリの葉
暗い緑に 透き通るほど白い蜘蛛
俺には 見ることができない糸
見えない糸をあやつる 白衣の天使
そんな時のベル 蜘蛛の糸が繋がっていた