10月9日(火) 快晴 太陽が昇るにつれて雲が消える 気温が低い
今朝は冷えた。この頃は毎日最低気温の更新が為されるが、躰と心がこの寒さについていかない。標高715mの町役場にあるアメダスの記録計でも、今朝の気温は8.6℃になっている。真冬だと830mの我が家では、更に3℃低く表示されるがそんなに低かったのだろうか?
朝飯を終えたとき集落の役員と地区の役員が書類を届けに来た。役場からの伝達だがヨロシクと云う。A43枚と1枚の印刷された紙だが、この手の書類はあとの作業が堪らなく多いのが困る。受け取った書類を玄関に置き、庭を一廻りすると今朝の冷え込みを理解できた。雨蛙がしっかりと防寒を整えた柏葉紫陽花の葉にうずくまっている。彼は太陽の温もりで体温を暖めないと動きがとれない。レンズを近づけてもジッと動かないで、眼だけで俺にどけと合図を送ってきた。
秋の薫りとして一番はキンモクセイだろう。しかし、俺の部屋の窓を開けても薫りが届かない。東側から回り込んで近づくと既に甘く気怠い薫りを感じた。キンモクセイは北東の角に植えてある。北にある裏山の影響で薫りは洗面所の方へ行ってしまうようだ。遠くへ薫りを運ぶのはキンモクセイ、近くで秋を感じさせてくれるのは菊だろう。人工的に作られた菊は俺の好みではないが、野に自由に咲く菊は霜が降りるまで咲いてくれる。
PCの作業を切り上げて、背筋を伸ばして散歩にでた。背筋を伸ばすと肩コリ首コリが直るという。坂の多い山裾集落をそのような姿勢で歩くのは至難の技だが三日坊主にならないようにしよう。
秋を思いっきり勝ち取ったかのようなネコジャラシ
このような姿だとエノコログサが似合う
ウラナミシジミもゆく秋を最期まで頑張っている
来年もここ山裾を仲間のエリアとしてほしい