田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

夕暮れは 秋だけではないが 特別に感じる

2012年10月19日 | 日記

10月19日(金) 快晴  寒い  陽射しは暖かいが 風は冷たい

10月中旬も過ぎると3時に陽は西の山陰に隠れる。畑や庭には既に陽射しはない。土手のヤクシソウは太陽が陰ると花は萎んでしまうが、その前僅かに陽が残るころ黄色を鮮やかに魅せる。

この頃になると風が冷たさを増すが、一段高い裏山との境に陣取り、釣瓶落としと共に変化を見せる浅間を眺めるのが好きだ。湿り気があるのか一瞬だが辺りがピンクに染まった。同時に風が再び温度を下げたように感じる。俺がダウンを羽織り、戻ったころには浅間山も薄暮に包まれていた。辺りに電灯がつき出すと景色が変わり温もりを感じる。

今朝はまた最低温度を更新したようだが、月曜日に薪運びをする俺を威嚇して、俺の頭上スレスレに飛び交った蜂は既に姿が見えない。南側の庇の蜂の巣を見上げると、僅か一匹だけが巣を守っていた。アシナガバチにしては大きいように見えるが、女王蜂だろうか?彼女たちは木の洞や落ち葉の重なる中で冬眠するという。来春には一人で卵を産み子育てをする。

今年は蜂用の殺虫剤を余り使わなかった。秋には少しガマンすれば寒くなり、俺が手を出さなくても蜂はいなくなる。

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