10月16日(火) 晴れ 清かな 清々しい 一日
夢の中のような現実のようなハッキリしないが、軽トラが坂を登ってきてドアが開いた音を聞いた。聞いたと思って ・ ・ ・ 飛び起きて障子を開けてみるが軽トラも車の姿もなかった。それよりもすっかり明るくなり太陽が眩しくリビングに射し込んでくる。こう言うときはSalaとAlgoは障子とガラス戸の間に入り込み日向ぼっこを決めこむのが常だ。
このところ疲れもあり少々寝覚めが悪くぼんやりしているが、早めの朝飯を済ませ片付けも直ぐに終わらせた。昨年の夏にバジルをオリーブオイルに漬け込み春に葉を取り出したものがある。漬け込んだままにしてあったのでオイルに澱が溶け込んで透明感が損なわれるので、コーヒーの濾紙を使い精製した。使用前使用後ではないが、一手間掛けるだけで透明感と共に皿に出したときなどは澱が含まれないので見た目も美しくなる。
12時に予定したとおりに神社の樹木が隣地の田圃に影を落とす写真撮影にでかけた。今夜の地域の役員会で「神社の樹が稲の生育にジャマをしている」と耕作者から申し出があったことを審議することになっている。神社境内にある全ての草木は神の宿るご神木とされている。むやみに木を切ることはできないことになっているが、五穀豊穣を祈る神様のこと「稲の生長を損ねることなどしない」などと都合の良い解釈もある。もっとも境内の樹木も放りっぱなしということではないが、社殿や拝殿の屋根にも樹木の枝がかかり大雪のときなどドサリと落ちてくれば屋根もろとも建屋もつぶれかねない。
午後は夜の会議に使う資料の印刷や帳票の整理、何もなく終われば用意する必要はないが、若しものときの準備は怠りない方がよい。これも“備えよ常に”だろうか。司会進行は俺ではないので気が楽だがレジュメの意図を理解してくれればよいが、さて ・ ・ ・
横道に歩きだす 3時間の会議
朝のバジルの香り 夜までは無理のようだ