田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

キャベツ料理ではないが 緑の葉と赤いコーリャン

2012年10月23日 | 日記

10月23日(火)  雨   激しさはなく風もない  穏やかな一日

このところ、愛息Salaは朝晩2種類のクスリを服用している。ところが、彼はクスリが苦手と云うかリンゴやパンの中に仕込んでも巧みにクスリだけを出すのだ。それがピルやカプセルなら判るが粉薬でも粉だけを床に撒いていてある。飼い主の人間も知恵を絞り、キャベツ巻くてやるのだが、ほどけるようだと彼の知恵では簡単にクスリだけを置き去りにする。しからば、第二の手として薄い外葉を電子レンジで柔らかくしてクスリを包み、ほどけないように糊代わりにジャムを使った。かれは怪訝な顔をしながらもパクリと二口で胃袋に送り込んだ。

 

朝から雨が降っている。激しい雨と風が吹くから充分に気を付けろと夕べのテレビで言っていたが、ここ立科町は相変わらず微風も吹かず雨もシトシト降りだった。雨と云うことで読書三昧に耽ることができるのはりがたい。地区の仕事も一段落したし昨日、今日はそれ程追われる音もないので、「赤いコーリャン」を読み切りたい。

文化大革命に翻弄された若い世代、しかも10才そこそこの子どもが紅衛兵となり大人を粛正するようになるのはどのように洗脳されて云ったのかをしりたい。日本も富国強兵を謳い小さな子どもから洗脳していた時代、俺はそれを居るところではないが ・ ・ ・ 中国の小説は余り目にすることはないが、今度の受賞でもっと音訳本が出て来るのだろう。残留日本人特に幼児で残された人は、俺と同じ1942年生まれが多い。彼らは文革でも苦労したことは「大地の子」 でもそうだが、「ワイルドスワン」「我が青春の文革」など、嘗ての軍国日本と共通するところがあるのだろうか?

 

この本のノーベル文学賞を受けたことで一期にメジャーとなり、俺もそれまで知らなかったことで、あの日に古本をAmazonで360円で購入した。ところが、今日見ると1500円が最低価格になっていた。

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