田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

閑だからではないが 油を売る算段をする

2012年10月26日 | 日記

10月26日(金)  晴れ   穏やかな秋の一日  

午前中はSalaの病院へ行った。彼は相変わらず左後ろ足の膝関節の上が腫れたままになっている。診察台の上では温和しくされるがままになっているが、今日は注射も腫れた部分から水を吸い取ることもせずに終わった。医者は痛みを感じていますか?とか、不自由はありませんか?と聞くが、Salaは一向に答える様子を見せない。会話が途絶えることに診察拒否をされても困るので、「痛みはありまえんが、座るときに足が閉じられなく ・ ・ ・ 」と俺が答えた。次は2週間様子を観ましょう。薬は同じモノを出しておきますね。だった。

AlgoはSalaだけが可愛がられて出かけたことに何か普段と違う対抗意識を見せた。Salaがベッドで横になろうとすると直ぐにAlgoが先にはいりジャマをする。しばし、互いに牽制しながらときが進む。

俺は明日の「東信州田舎暮らしの会」で蕎麦会が開かれ、そとのきに地元産の“ひまわり油”の廉価販売することになっている。地産地消の商品と云うことと絶妙な美味さがある「ひまわり油」一本づつにラベルを貼った。この油のウリは程よい焙煎のために絶妙な香ばしさと滑らかさにある。我が家では朝飯のフランスパンにつけて食するがこれが旨い。また、サラダと云うか野菜そのものを皿に乗せたベジタブルには最高の甘さを感じる。また、付け加えたいのが飽きが来ないことだ。オリーブオイルにバジルの葉を漬け込んだバジルオイルのようにイタリアンに偏ることがないのがスゴイ。

そんな油を売る算段を終えるころ、AlgoはSalaがベッドに入ることを許したようだ。しかし ・ ・ ・ 

 

いつもなら二人は鞠のようになって入るベッド

AlgoはSalaに背中を向けている

この仕草 どこで知恵がついたのだろう

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赤い根 山を一巡り 

2012年10月26日 | 日記

10月25日(木)  晴れ    暖かな朝  午後には風が冷たくなる

赤い根と云えば駅頭で主婦連や小中学生、ボーイスカウトやガールスカウトが一斉に金切り声で“お願いします オネガイシマス”と叫び続ける光景が浮かぶ。しかし、この山裾の住む町では駅もないし商店街もないことより、集落単位で赤い根の募金の袋が各家庭に廻る。

社協の関係役員が3つの班に分かれて町内の企業や事業所を廻り、募金をお願いした。俺たちは町の観光地とされる白樺高原の38事業所を訪問することで朝早くから山へ向かった。蓼科山の中腹標高1530mの女神湖で車から降りると足下から冷気を感じた。既に秋を通り越して紅葉も色濃く茶色に変化している。目前の蓼科山を見上げると雪、初冠雪と云う表現には及ばないまでも白く見えるところは雪だ。 

寒いと云いながらも太陽が当たるところは暖かいが、赤い根のパンフレットを差し出しながら説明をしてお願いをする。お互い様と云う共助互助という心で直ぐに応じてくれるところは個人の事業所が多いが、大きなホテルなど企業だとこれが難しい。

ところで、近頃の赤い根は少し様子が違う。これは前出の駅頭の話ではないが、金切り声を掛けてくる女学生、中でも可愛い子の募金箱へ向かうのは胸に赤い根を挿して貰おうと下心をもった男性諸氏のこと。こう言う輩を排出しようと言う分けではないだろうが、赤い根にはあの金色のピンは着いていない。針の代わりシールになっているが、安全と言うことから下心も抱けなくなった男性諸氏には残念至極。そんなことを思いながら一廻りを済ませると既に風は冷たくなっていた。大きな企業が拒むわけではないが、募金に躊躇するのは支出を少しでも抑えようという企業の姿勢が見える。紅葉と青空と清々しい空気、足りないモノは人出のようだ。

夜は町役場農地水保全活動の情報交換会が開かれた。難しい話と云うが、非農家の俺には、その難しさも解らない。何が難しいのか?農業の奥の深さなのか、それとも事務的な書類の煩雑さか ・ ・ ・  

理路整然と説明する県職員の物言いと役場の担当職員の懇切丁寧さには頭が下がる。さて、難しさ判るのは何時のときだろう?

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