田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

マイナス9℃という 寒くない朝

2009年01月16日 | 日記
1月16日(金) 快晴 極寒 午後からはなんとなく暖かい風がながれた

早朝から起き出してみたが寒い・・・
ストーブのある部屋でも15℃まで下がっている。
いつもは寝る前に薪を一本入れておくと朝の室温は18℃は保たれている。

朝陽がリビングに差し込んでくると直ぐに動き出すのは愛息Salaだ。
彼は陽の光が一番暖かいと言うことを知っていて、更に温室状態の処に陣取る。


我が家の構造は一般的な日本家屋の廊下を部屋に取り込んだために障子とガラスの間は20cm位だろうか?
Salaは自分で障子を開けて入り込みガラス戸を透して入る陽射しを楽しむのだ。
いつからかは判らないが、身体の太さも考えてダイエットは心がけているのだろう。


燃えるゴミを集める日なので大きな袋を一つづつ両手に提げてゴミステーションまであるく。
途中カーブしているところで大きな氷の塊がさざ波模様そのままに凍り、陽の光を反射させていた。
この上を歩こうものなら即滑って後頭部をコンクリートへ叩きつけられるだろう。
それにしても不思議なことに井戸水のタンクが空になってモーターだけが呻りをあげていた??


温度計を見ると今朝の最低温度の記録は-11℃となっていた。
現在の温度が-9℃を指しているが、余り寒さを感じない俺は健康?それとも不健康なのだろうか??


何れにしても気温は-9℃であろうとも青空が広がり、白樺の梢では明るい声で小鳥が囀っている長閑な田舎なのだ。
数羽が集まって声を立てながら小枝を飛び回っているが逆光のために翅の色がわからない。
何という名前の鳥なのだろうか?


家に入るとさっきまで俺が外にいる間だじゅう、ギシギシギシと警戒音を発していたモズが目の前にいる。
桜の小枝に泊まり日向ぼっこをしているのか?
外の寒さに耐えるように胸の羽を脹らませて可愛い姿を見せている。


朝の数時間だけでも一日を充分愉しめる・・・
午前中は役場に行き書類を提出した。
帰りには久し振りに友人THさんにあい熱い心意気を聞かされた。
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冷凍庫のような寒さ

2009年01月15日 | 日記
1月15日(木) 晴れ 空気が冷たい一日

夜半に降っていた雪はすでに止んでほとんど雲もない朝を迎えた。
洗顔する時には朝陽も昇り始め、いつもの風景ながら美しい。
隣の集落の屋根に朝陽が当たり赤く映るのが新鮮さを感じる。
浅間から太陽の位置は大分離れているが、昨夜の雪のため湿り気があるのだろう。
赤く染まる裾野がきれいだ。


外に出てみるが寒い・・・・
冷凍庫の中にいるようだ。
あわてて家の中に入り窓を開けてカメラを向ける。
既に陽は昇り空の色も碧く深い海を思わせる。
雪は碧く見えるので余計に寒さを感じさせる。


午前中は昨日打ち合わせをした“たてしな歴史研究会講演会”の後援依頼書や宣伝広告の書き始めた。
なんとなく安易な気持ちで役を受けてしまうのがいけないのだろうが・・・・
切羽詰まった時に後悔が頭をもたげてくる。
こういう作業もワークシェアリングで大勢の人に振り分けなければいけないことだろう。

昼飯は簡単に済ませて午後からの町づくり戦略会議に出かけた。
今日で最終的な審議を終えるのだが、長かったようで短い気がする。
提言したことが採択され予算がつけば実働が待っている。
ここでも“言イダシッペ”が取りつかなければならないだろう。

最後の段階で気を抜いてはいけないので、会議中真剣に向かっていたら疲れた。
1時半からの会議も終了は4時を過ぎていた。
来週には町長へ答申することになっている。

会議で一日が終わってしまったように疲れた。

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風の冷たさが 心地よい 一日

2009年01月14日 | 日記
1月14日(水) 快晴 冷たい風 一日中雲ひとつなく心地よい

久しぶりに快晴で迎えた朝、心地よい!!
集落にも朝陽が届くころに浅間山は細雲の下に日が射しているのがわかる。
わずかに西の風か煙は南へ少しだけ流れている。


このところの雪が多く降ったが浅間山はさすがに活火山なので噴火口の近くはほとんど雪が積もっていないようだ。
北側に廻れば雪の量も多いのだろうが、ここから見る限り雪は縄暖簾状態に見えるのがよい。


朝飯を終えて今月後半のスケジュールを確認すると徐々に押されているのが落ち着かない。
巡見道マップも写真の取り直しが課題になっているがこれ天気の具合、光の具合と伸ばしている。
意を決して午前中の作業とすることで、出かけた。
疎水百選にも選ばれている塩沢堰で賄われている田園地帯を中心とした集落の中程を歩く。
公民館に車を置き、双代道祖神の写真を撮り直す。
ここの集落は蓼科山から通水ができてから集落が作られたと言われている。
この公民館の脇にある双代道祖神は公家の姿をしている珍しいものだ。


ここから北に歩くと集落の入り口にある双代道祖神は商人風の姿をしている。
二つの姿から見てもこの集落は古くから稲作により経済的に裕福であり、また信仰心も厚かったのだろう。


ここから少しだけ昔ながらの道を行くと馬頭観音がある。
しかし、ここには“左上田”“右下之城”とある。
下之城は現在佐久市望月の地籍になると思うが、今では余り話題にならない場所だが、嘗ては交通の要衝だったのだろう。


一回りして田圃の中の道を歩き車の処へ向かったが、南には蓼科山が美しい姿を見せていた。
あの山の中腹からここへ水をひいく発想が素晴らしい。


家に戻ると既に昼を過ぎていた。
少しだけ休憩のしたのち3時には藤沢集落へ向かった。
用件は“たてしな歴史研究会”の会長宅で3月14日に開く、公開講座の打合せをした。
また、この地区は巡見道がとおっているところで、春からはここの屏風岩を取り巻く高低差のあるウォーキングマップを作りたい。
S会長には地元ならでは歩くのによい道を教えていただくよう五千分の一の地図を托した。
番屋川の上に聳える屏風岩周辺は山野草の宝庫でもありオオルリシジミ蝶をよく見る場所とされている。


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“認知過敏症” かもしれないな

2009年01月13日 | 日記
1月13日(火) 晴れ 一時雪が舞う 晴れ 風は冷たい 快晴

今朝も上空には黒い雪雲がとどまっている東の空は日ノ出の前兆がうかがえる。
大名行列の金紋先箱ではないが、朝陽のお出ましを告げるように金彩の雲が現れる。
毎朝このようなドラマが展開されている地球がすごい。


夜な夜なPCに向かい宇宙の面白さにはまっている。
昨年にNHKの教育番組で東京三鷹の天文台が天体ショウーを自分のPCで遊べるソフトを扱っていた。
俺の小中学生の頃の遊び場に等しかった場所なので興味をもった。
地球から宇宙へ旅立ち土星をまじかに見たり・・・、地球上でみる星座や銀河の中までもが見ることができる。
下の写真はアンドロメダ大銀河でまるで宇宙船の窓に顔をつけているように楽しい。


国立三鷹天文台≪4次元デジタル宇宙ビューワーMitaka≫という、是非下記サイトを覗いて見てほしい。
http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/

昼過ぎには出かけるのでリビングに行くと、庭のヤマボウシにモズが来ていた。
昨日は小さな虫を捕まえたようだが、枝にとまり雪が積った地面を見ている。
太陽が照りつける雪面をみて雪目にならないのだろうか?


1時半からは町の福祉センターで講演会があった。
テーマは『地域で自分らしく暮らしていくために』で認知症の時代へ向けて家族はどのように対応したらよいかという。
認知症と物忘れは異なると講師は力説したので安心した。
Mと出かけたのが良かった。
天然ボケで極楽トンボの俺のことだから、若しも俺がボケたり認知症になっても周りの者はわからないだろう。
いつものことだが、Mは俺に話かけるのも愛息Salaに話しかけるのも同じ言葉を使う。
そのうち俺の飯が床に置かれるようなことがあっても怒ってはいけないそうだ。
相手を怒らない、怒らせないのが認知症との良い付き合いだという。


予想以上の沢山の人が聞きに来ていた。
この町で認知症になっても安心して町中を歩けるようにおもった。

帰りにスーパーに買い物に寄ったが、Mが付き添いのような気がしてならなかった。
俺は認知過敏症かもしれないな
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北風と太陽 水琴窟を奏でる

2009年01月12日 | 日記
1月12日(月) 晴れ 雪 晴れ

いつものように朝焼けになってきたが、久しぶりに上空には黒い雲がある。
風は冷たく一瞬たじろぐが外へ出ると心地よい冷たさを感じた。
集落の東の山から朝日が昇るがオレンジの光は上空の雲を押し返すような勢いだ。


しかし、太陽が厚い雲に押し返されるのか頭を押さえられている。
北風と太陽の戦いではないがどうやら厚い雲の方が優勢のようだ。


やや北によった浅間山はどうかと云うと頭は雲の中に隠され裾野だけがぼんやりと見えた。


やがて雪が舞い出して太陽はぼんやりながら存在感を示していた。


いつものモズが桜の木で何かを捕まえたようだ。
今頃雪が降る中で虫がいるのだろうか?
もしや、ハヤニエを食料としたしたのだろう。


昼ごろには雪は本降りとなり太陽は北風に負けたのかのようだ。
地面が見えていたところはどんどん白く埋められていく。


しかし、3時を過ぎると北からは青空が広がり雪も止んだ。
既に西に傾いた太陽だが一気に光を放ち屋根を雪を溶かした。
溶かされた雪解け水は樋から鎖を伝い陽の光を反射させながら下に落ちていく。
余りにも雪の溶ける量が多いため、鎖から飛び散る水が光を通し美しい。


雪解け水が水琴窟を奏で独特の音階とそのリズムが神秘的だった。
雪と太陽 水琴窟を奏でる

その後・・・
東の雲も≪なんとなく晴れ≫に変化して浅間山が姿を現した。
こう云う天気の時には夕焼けがきれいだろうと障子を開け放したままPCに向かっていた。
ところが、期待を裏切って夕焼けはわずかに浅間の後ろの空を思わせ振りにホンノほんの僅かに染めただけだった。


6時半頃になってMが気味が悪い月がある・・・・と云う
俺としては月のことはすっかり忘れていたが明日が満月だということを何かで読んでいた。
既に足もとも暗闇に包まれているが寒いと云うことを忘れさせた。
数枚を映したが手振ればかりでわずかに残ったのが下の写真だった。
目視ではもっと赤く見えたと思ったが・・・・・
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冬将軍到来 冷凍庫の中のようだ

2009年01月11日 | 日記
1月11日(日) 晴れ 風が冷たい一日 

昨夜に少しだけ降った雪が昼間溶けたところをまた白くしている。
午前中は集落の公園でどんど焼きが行われるので出かけた。
他の行事と重なっているのか参加者が少ない。


いつもはダルマも3個くらいは出ていたが今年は1個だけだった。
正月飾りや昨年のお札などを持ち寄り竹のやぐらの中に入れる。
陽は照っているが風が冷たい・・・・
子どもたちは櫓が焼け落ちる前から繭玉を火にかざしているが一向に焼ける気配はない。
青竹が火に焙られてポンポンはじける音に驚き餅を落としたり・・・
燃える物が少ないので仕方なく薪を運び込んで餅を焼いた。


焼いた餅はすぐに女性連が作った汁粉にいれて配られた。
暖かい汁粉を食べても寒い、雪の田んぼを吹き抜けてくる風がまともに吹き寄せる。
解散となった後もきれいに燃え尽きるまで見守って家に戻った。

寒さで掌が固まってしまったように家に入ると痛くなった。
二階の北側の窓から外を見ると、屋根には雪が残り長い氷柱が暖簾のようになっていた。
氷柱越しに見る陽のあたるところを見ると凍りついているのが不思議な世界だ。


冬将軍到来 冷凍庫の中のようだ
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ポットラック パーティー

2009年01月11日 | 日記
1月10日(土) 雪 やがて 青空が広がる 断続的に午後も降る 夜は晴れ

まさか今日は雪は降らないと思っていたが、裏切られた気持ちだ。
細かい雪がシッカリと降っている。
雪の落ちているが北のそらには青空見えた。


青空が多くなるに従って風が強く吹く。
谷筋に風が吹き込むと雪煙が巻き上げられ焚き火でもしているように見える。


遅めの朝飯を摂っていると離れたところの畑でカラスがなにかを探している。
降り積もった雪の中を身体を左右に振りながらあるく。
遠くからしか見えないが食い物を畑で探しているのだろう。


食事を終える頃に、昨日と同じ枝にモズがとまった。
今日は余り寒そうにしていないのは何故だろうか?


午後には本格的に陽が出てきたが、太陽光パネルの雪はあっと言う間に溶け出した。
雪が乗っていても発電しているので・・・・・
何れにしても雪が解ける以前から発電はしているわけだ。


夜には畑仲間が集まり少しだけ遅い新年会を開いた。
皆さん自分で作った農産物で調理したものを持ってきてくれた。
ポットラックパーティーの如く各自持ち寄ったものを机に並べ、余ったら交換して持ち帰る。
こうすれば残り物がでないというエコなパーティだろう。
バラエティーに富んだ料理がそろい、楽しい一時だった。


6時から11時までの長丁場のパーティーもピアノ演奏あり唄ありで、次回は暑気払いだという。
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モズが枯れ木で ・・・

2009年01月09日 | 日記
1月9日(金) 雪 細かい雪が降る 午後からは湿り気のある雪 夜は月が出た

雪が降るとは思わなかった・・・・・
天気予報を見ていなかったので、午前中はストーブの薪を貰いにリンゴ園にいくことをひそかに思っていた。
朝起きると雪、思わず『薪はダメか!!』と口走ってしまった。
賺さずMが≪昨日から雪が降るって云っていた 天気予報見てなかったの???≫と鋭く突っ込まれた。
俺にとっては雪が降れば降ったで他の事をやるので一向に問題はないのだが・・・
外は細かい雪がふり遠くのカラマツ林がうっすらと白くなっているのがよい。


朝飯を摂っているとすぐ前の雑木の枝にモズが止まった。
いつもは猛禽類の威厳をしっかりと前面にだして凛々しさを感じるが、今日は別だ。
体を小さく丸めて羽を膨らませている姿がモズを感じさせない。


外仕事をあきらめ、“たてしなエコ・クラブ”の会報見直しをした。
今年度は食用廃油で作ったローソクの売り上げがあるので、カラーで印刷しようということになったので写真を多く入れてみた。
仕上げをしてPDFにしてスタッフにメールで送った。
ひと段落したしたが・・・・

まだ“ふるさとプロジェクト”のマップも最終的の詰めをしなければならない。
マップに付ける解説はHK氏に頼むことにしよう。
いろいろ抱えすぎても碌なものができないから大勢でやるのが一番だろう。

午後3時を過ぎても雪が降っている・・・
雪の粒が大きくなってきているので湿り気があるのだ。
我が家のコンクリート舗装してあるところは雪が溶けている。
南に向かって坂を下るようになっているので溶けやすいのだろうか。


夜は“ふるさとプロジェクト”の新年会が「権現の湯」である。
酒を飲む会でも“酒に飲まれる奴”=酒乱 がいる会にはいかないようにしている。
楽しくない酒飲みは嫌いだ。。
明日はドンド焼きの櫓を建てることになっている。


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汽笛が聞こえそうな 浅間山の噴煙

2009年01月08日 | 日記
1月8日(木)晴れ 雲は多いが穏やかな一日

早朝から浅間山が勢いよく噴煙を噴き出している。
北からの風に乗って長く少しだけ茶色をおびていた。


煙の勢いはいつもより強いのか画面を引き付けてみると噴火口から湧き上がっているのが感じられる。
普段穏やかな山のどこにこのパワーが隠されているのだろう。


朝飯を摂った後に南東の空を見ると、上空に幾筋もの飛行機雲がある。
恰も浅間山の噴煙を見物に来たかのように東から西へ南から北へと何本も重なっている。
時間の経過とともに風に流されて幅広い雲に変化している。


午後1時半からJAの有線本部のスタジオでエコ放送の録画ある。
今回はTNさんとYTさん息の合った語り口調が心地よい。
年の初めということで“たてしなエコ・クラブ”本来の地球温暖化防止キャンペーンの内容とした。
環境省の減CO2(ゲンコツ)キャンペーンに参加しようという呼びかけだ。
エコクラブは既に地域活動2003号で登録してある。
ベテランの二人はアドリブを交えてズバズバと進める。
録音はスムーズにいき放送が楽しみだ。

午後2時からは公民館で“たてしなエコ・クラブ”事務局のYTさんと会報の割り付けを打ち合わせた。
今回は第2号の会報となるが、紙面をA3サイズに大きくした。
そのために、印刷がカラーを使うと会員のプリンターではできないことになった。
印刷を廉価でできるところはないか?当座の宿題とした。

帰りは4時になったが、浅間の噴煙は西からの風に変わり東へ向かっている。
いつは見ることができない煙の裏側を見るような姿だ。

今日の噴煙は蒸気機関車の汽笛が聞こえてきそうだ。
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汽笛が聞こえそうな 浅間山の噴煙

2009年01月08日 | 日記
1月8日(木)晴れ 雲は多いが穏やかな一日

早朝から浅間山が勢いよく噴煙を噴き出している。
北からの風に乗って長く少しだけ茶色をおびていた。


煙の勢いはいつもより強いのか画面を引き付けてみると噴火口から湧き上がっているのが感じられる。
普段穏やかな山のどこにこのパワーが隠されているのだろう。


朝飯を摂った後に南東の空を見ると、上空に幾筋もの飛行機雲がある。
恰も浅間山の噴煙を見物に来たかのように東から西へ南から北へと何本も重なっている。
時間の経過とともに風に流されて幅広い雲に変化している。


午後1時半からJAの有線本部のスタジオでエコ放送の録画ある。
今回はTNさんとYTさん息の合った語り口調が心地よい。
年の初めということで“たてしなエコ・クラブ”本来の地球温暖化防止キャンペーンの内容とした。
環境省の減CO2(ゲンコツ)キャンペーンに参加しようという呼びかけだ。
エコクラブは既に地域活動2003号で登録してある。
ベテランの二人はアドリブを交えてズバズバと進める。
録音はスムーズにいき放送が楽しみだ。

午後2時からは公民館で“たてしなエコ・クラブ”事務局のYTさんと会報の割り付けを打ち合わせた。
今回は第2号の会報となるが、紙面をA3サイズに大きくした。
そのために、印刷がカラーを使うと会員のプリンターではできないことになった。
印刷を廉価でできるところはないか?当座の宿題とした。

帰りは4時になったが、浅間の噴煙は西からの風に変わり東へ向かっている。
いつは見ることができない煙の裏側を見るような姿だ。

今日の噴煙は蒸気機関車の汽笛が聞こえてきそうだ。
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暗い海のように 浅間が溶け込んでいく

2009年01月07日 | 日記
1月7日(水) 風もなく穏やかな一日 午後には雲が広がったが・・・

このところ追われる仕事ばかりと云うか溜まった作業が多く、年賀状の返信すら滞っていて失礼をしている。
昨夜も手順が悪いのかPCに向かいながら12時には終了と予定していたが一時間もオーバーしてしまった。

今朝は朝一で風呂に入りつつウトウトしてしまい溺れるところだった。
風呂からあがるとなんとなくボンヤリしている浅間山だが、噴煙は上に伸びて大気に溶け込んでいる。


昼飯を済ませてから昨夜のYTさんからメールで“たてしなエコ・クラブ”の会報の仕上げがまだだったことを思い出した。
頭の片隅には残っているから忘れているわけではない。
俺の頭の中は小惑星のようにいろいろな物が支離滅裂に巡回しているようだ。
何かの刺激でほんの片隅にへばりついていたことが正面で向かってくることがある。
いずれにしても小さな頭回転も牛歩の如く今年はのんびりといきたい。

玄関に置かれたカサブランカもあれほど硬い蕾ばかりだったのが、今ではほとんど開花した。
蕾を数えてみると7つある。これから寒さが厳しくなるがすべて咲いてくれるのだろうか?
玄関から空気の動きによって香りが漂ってくるのがよい。


一日中PCの前に座っていたように思うが、夕方の景色がよかった。
なぜ空が明るいのかは定かでなかったが月夜のように明るい。
浅間山がかすかに空に浮かんでいるのと裾野の町の灯りが見えた。
派手なイルミネーションではない長閑な田舎の夕景色だろう。


“町の灯り”の歌詞が急に小さな頭の中で廻って来た
そばに 誰もいないが? 冷たい風も感じない??
まるで潮が引いたあとの 暗い海のように
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振り袖を着る犬 その名は“ぴょる”といふ

2009年01月06日 | 日記
1月6日(火) 快晴 昨夜の雪のためか風は冷たい 穏やかな一日

昨日は軽トラのタイヤをスタッドレスに交換して、このブログでも≪雪ヨ降れ≫などとしたためか、申し訳程度に辺りを白くしてくれた。
ここに降る雪は乾いた粉砂糖のような雪で、石積みの上に降り積もると砂糖菓子のように見える。


東京の友人HYさんからメールが届き正月に愛犬“ぴょる”に振袖を着せたという。
晴着を着た“ぴょる”は神社の狛犬を横目で見ながら参拝するのだろうか?
彼らは電車に乗って都会の「井の頭公園」を散歩して、吉祥寺の街を歩いたという。
アーケードを歩いている写真はないが振袖姿の写真は皆さんにもご覧いただこう。
ここに写真を載せるのなんだからぜひ下のURLを開いていただきたい。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/26/45b3c8a4eec49fcd682c57dea040f4d3.jpg

午前中は期限ぎりぎりの原稿を書きあげてメールで送ることができた。
12月半ばに頼まれていながら題材を思い当たらないまま3週間近く経ってしまった。
今年はこういうことが起こらないようにしっかりと計画的な月日を送りたいものだ。

昼過ぎに浅間山を見ると朝に見た山麓の雲海がまだ取れないでいた。
この雲の下に住んでいる人は陽が当たらずに寒い思いをしているのだろう。
頂上付近は朝の雪雲はきれいに消えていた。


昼飯を済ませた後に外に出てみると陽射は暖かだが風は冷たい。
リビングの前の芝生にはまだうっすらと雪が残っている。
玄関脇の石蕗は花が終わってもそのままにしておいたので、小さな花殻が取れて暖かさそうなぼんぼり状の玉に変化している。
熊の縫いぐるみのような柔らかい毛が沢山着いているがこの中に種があるのだろうか?


午後の陽射しが何となく長くなったのか4時を過ぎても明るさがある。
浅間山はほんのりと紅を染めた夕焼けを映している。
集落を歩く人の姿は見えない静かな一日が終わろうとしていた。
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雪よ降れ タイヤを冬用に変えたのだから

2009年01月05日 | 日記
1月5日(月) 快晴 とはいえない薄い雲が広がる 暖かい一日

暖かい朝 低気圧の影響か温暖化もあまり気持ちの良いものではない。
いつもの浅間だながら今朝も格別な風情を見せてくれていた。


夕方には雨が降るという予想が出ているが、雨とはいえここでは雪になるのは必至だろう。
軽トラのタイヤはまだノーマルのままなので、今日こそはタイヤ交換をしよう。
若いころ東京からスキーに来た時にはそのつどタイヤを変えて走ったものだが、今では年2回の交換だけだ。
軽いタイヤなので交換もほんのわずかな時間で済んだ。


午前中の時間はまだ十分あるので、コンポストのメンテナンスを施した。
上ギリギリまで溜まっているので天地替えしも難しく外にこぼさないようにするのには技がいる。
全体を攪拌すると下の方は温度が高いのか湯気が昇り始めた。
天地替えしをして新しい生ゴミを入れ米ぬかをふりかけ再度拡販した。
最後は平らにならして米ぬかを振りかけてから畑の土で薄く表面を覆った。


集落の公園のアズマヤに置くテーブルとベンチを位置に置いたので写真を撮っておいてくれといわれてたのを思いました。
遠くから見ると確かに立派に見えるがベンチとテーブルに対してアズマヤの柱が貧弱に見えるのはなぜだろうか?


テーブルとベンチはどんなに強い風が来てもびくともしそうにないが・・・・
アズマヤは少々おぼつかない・・・・
テーブルの天板の穴を埋めるのとベンチの丸太を削らなくては座り心地は良くなさそうだ。
いずれ、人の座り具合に合わせて削るのだろう。


昼飯は冷蔵庫の片づけものだと言って具だくさんの汁に焼餅を入れたのがでてきた。
当分この片付け料理が続くのだろうが、俺の好みだから大賛成だ。

今日は5日・・・・
7日までの原稿が全く手つかずになっている。
午後からは熱中することにしよう。
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太陽と森とボランティアの町

2009年01月04日 | 日記
1月4日(日) 晴れ 風もなく温かい穏やかな一日

いつもより早く起きると予定していたが・・・・・
目が覚めるとすでに太陽は山の陰から昇ろうというところだった。
浅間の上空は雲ひとつない晴天、裾野の雲海に陽が当たっている。
寝室の窓から見る景色は額縁に入った絵のようだ。


9時から町の福祉センターでボランティア・グループ“ころころリン”の新年会が開かれた。
この会は身体や心にハンディーを持った人やその家族、そして彼らとともに支えあおうという人の集まりだ。
Mの車を俺が運転して出かけたが、既にスタッフが準備を始めていた。
皆で作り昼食のレシピに沿って材料を振り分けたり包丁やボールなど調理器具をそれぞれの調理台に置いた。
今日の参加者34名が揃ったところで、4つの班に分かれ新年の挨拶と各自近況報告を話した。


今日の料理は煮込みハンバーグ、コフキイモ、ブロッコリー、おにぎり、大根サラダ、レタスのスープと盛りだくさん。
ハンバーグは粘土細工よろしく材料をこね合わせあっという間に焼きに入った。


各班で作るものや、班が担当する料理など予定よりも20分早く仕上がった。
テーブルに料理が並ぶと良くもこんなにたくさんの種類ができたかと思った。


夫々の皿に取り分けたところで、乾杯の音頭ではじまった。
去年の楽しかったこと、今年は何をしたいか・・・会話が盛り上がる中食欲も一気に上昇した。


食後のデザート“キャラメルプリン”をお腹一杯食べたあとは全員で片付け。
テーブルを片付ける人、厨房の清掃・・・、「来た時よりも美しく」を合言葉にご苦労様でした。
午後は階下のホールに集合しハンドベルを使いながらうたを歌い、絵合わせゲームに興じました。


3時には町内循環バスで帰る人に合わせ輪になって反省会。
3月にはボーリング大会、5月には遠足を予定していると話がありました。


今日の新年会「ころころリン」は23回めの新年会とは驚きました。
会を立ち上げて継続して運営してきたYTさんには頭が下がります。
ここ立科町のスローガン≪太陽と森とボランティアの町≫文字通りのボランティア始動の一日でした。



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世捨て人 穏やか過ぎる 三箇日

2009年01月03日 | 日記
1月3日(土) 晴れ 穏やかな正月が続く 風もなく空気も冷たくない

天気予想とおりに快晴の朝を迎えている。
昨夜は超遅く寝たためか目覚めも遅く8時を過ぎていた。
尤もまだ暗い4時過ぎに目が覚めて起きてしまおうかと思ったのだが・・・・

浅間山は上越の方から押し寄せる冬型の雲が南の乾いた空気に押し返されながら溶けていく。
山麓は昼間見る赤茶けた彼は色とは異なり、雲海の湿り気を霧氷にでも変えたのか銀色に見えた。


ゆっくりとした時間に朝昼兼用の“ブランチ”と云うほど洒落たものではないが食事を摂った。
今日で実質的な正月気分はお仕舞いということにしたい。
なんとなく動かない日が続くと体が重いので裏の山まで散歩に出た。
畑を横切るように登ると、最後まで安全と思っていた丈の長いニンジンの葉が全て食いつくされている。
鹿の仕業だろう・・・・、来年はしっかりと囲いをつくり冬野菜を無駄にしたくない。


裏山から道にでるとタンポポが花と種を同時に見せていた。
種の方は今にも強い風がきたら飛びだそうとしているが、この季節でも発芽するのだろうか?
着地したところが落ち葉の間で春まで暖かく過ごせるものもいるかもしれない。
地面すれすれに咲いている花は葉は霜で溶けているように見えた。


散歩から戻ってきて薪を縁側の近くへ運んだ。
家の中で薪を運ぶのはMの仕事だが、薪を積んであるところから縁側近くに運ぶのは俺の役目になっている。
3日分ずつ運びやすいように積み上げるの技がいるのだ。


午後はAさん夫妻が訪ねてきて久しぶりにゆっくりと話をした。
今年の野菜は何を作ろう・・・、庭に植える木は何が良いか・・・などなど
話はつきない。
彼らも早くリタイヤしてここに永住してほしい。

リビングにある“源平かずら”が次々と花をつけている。
熱帯アフリカ原産と云われるがリビングは夏より今の方が温かいのだろうか?
白い萼と紅い花冠の対比を源氏と平氏になぞらえたと云われているが、花を見ると初め白ところも日数が経つと紅くなるのだ。
平家が時とともに寝返り源氏側になる、花にとっては変な名前を付けられたものだろう。


世捨て人 穏やか過ぎる 三箇日 食う寝る休む 目出度さもなし
コメント (4)
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