数学・物理通信2巻4号の発行にこぎつけた。今日 N さんから、一箇所だけ番号の付加を忘れているという指摘があったので、いま修正をしたところである。
著者の許可が得られそうなので、自動的に2日後の9月8日に発行するつもりである。なぜ、2日も時間をおくかというと私はいつもそそつかしいので、そのそそつかしさによる凡ミスをしないようにとの配慮からである。
編集者としては原稿がいろいろな人から投稿され、また多くの人の協力によって、途切れることなく発行が続けられていることがうれしい。
別にこのサーキュラーの発行で利益を得ようとしている訳ではないし、文化貢献というか単なる自分の満足のための数学・物理通信の発行である。購読料はいらないが、このサーキュラーの配布を受けるためには、私となんらかなのコンタクトがなければならない。それでなければすでに読者のなっている人からの紹介か、またはこのブログのコメント欄への申し出が必要である。
もちろん、インターネットでの検索によって、名古屋大学の谷村さんのサイトで最新号までのバックナンバーがいつでもアクセスできる。
原稿は変でなければ、誰からでも受けつけるが、原稿はlatexで入力されていることを必要とする。ワード入力された原稿をlatexに変更するのが(特に図があると)手間がかかるので、いい内容でもお断りすることがあるかもしれない。基本は編集者があまり余分な手間をかけなくても原稿が掲載できるということである。
その辺の事情は編集者の勝手ともいえるが、あまりに編集者に負担をかけないという覚悟が投稿者にはほしいと考えている。いままでのところ編集者のあまりに余分な献身が必要とされることはなかったから続けられて来た。
上に述べたことが原則ではあるが、編集者からの依頼原稿は上に述べた原則から外れるのは当然である。というのは依頼原稿の場合にはそれなりの覚悟を編集者が前もって予期して依頼をしているからである。