数学・物理通信を発行してメールで送っている。ごく最近も2巻4号を発行したばかりだが、奇妙なことに気がついた。
それは私がよく知っている人はあまりどなたも受け取ったというようなメールを呉れないのである。それに反して面識はあるが、少し心理的に距離のある人とか、まったく面識がない人からはきちんと受け取った旨の返事のメールがくる。
いや別に怪しからんと怒っているわけではない。事実を述べているだけである。面識もあり、心安くしている人は「あいつはまた趣味に走っているな、ご苦労なことよ」とか、「誰も読まないのにな」とか思っているのであろうが、別に来た文書を迷惑メール並みに、すぐくずかごに直行すればいいだけであるから、何も言って来ないのであろう。
私の友人・知人にはもともと筆不精な人とか、多忙を極めている、人も多い。それだから腹など立てているわけではない。そういうものだろうなと思っている。
そうかと思えば、N先生の友人のS大学名誉教授で面識のないAさんはいつもパソコンの前に座っているのではないかと思われるくらいすばやく受け取ったとのメールを下さる。
統計をとったりはしていないので、また統計をとるほど多数の方に、この数学・物理通信を配布はしていないので、一般的なこういう傾向があるということを述べた。いつでも例外があるのは当然である。
また、私の子どもたちにも参考のために送っているが、難しいから送らなくてもいいともやさしすぎるのではとも、なんとも言っては来ない。そういうものであろう。
なんか変なことを言って、父親の気持ちを逆撫でしたくないと思っているのだろうか。