今朝、東京への始発の航空便で子どもが東京に帰った。妻も私もやれやれである。
別に何か特別なことをするわけではないが、繊細な子で(いや実はもう十分すぎるほどの大人だが)体のアレルギー反応が強いために体がかゆくて眠れない。そうすると本人は気分がよくないから、いらいらする。
それが今回はほとんどなくて夫婦で共に胸を撫で下ろした。こういうあまりイライラしないときはそれほど気難しくもないが、体調が思わしくないと不機嫌になる。それで親子が不仲というわけではないのだが、妻も神経質になってあまり子どもが帰郷するのを歓迎しない。
いや本当は歓迎をしているのだが、子どもの不機嫌をみると自分が悪いかのように感じてしまうので、気が重いのである。そのようなことが今回はなかったので、親子関係の摩擦がなかった。やれやれである。
生活のしかたを工夫するとこういう結果が得られるので、お互いが少し自信をつけてきたと思う。もっとも家の塵と埃が体に反応して体のかゆみを引き起こすので、前もって念入りに掃除はした。でも家の埃などはなかなかなくなるものではない。
でもなんとかお互いになんとか乗り切ることができたので、これからの親子関係に明るい見通しが生じている。