物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

大鵬の死

2013-01-21 12:03:42 | ニュース

1月19日に大相撲で一世を風靡した大横綱だった、大鵬さんが亡くなったという。72歳だったという。そうすると大鵬さんは私よりも1歳だけ若いことになる(以下敬称を略する)。

どうも私よりもはるかに年上のような気がしていたが、ほぼ同年齢であることは頭になかった。私が学生のころが彼らの活躍の時期と一致している。

柏戸と大鵬の結びの一番をそのころ在学していた大学の食堂のテレビで見たことを覚えている。そのときはまだ大鵬が売り出したはじめのころで、そのときは柏戸がよりきりで勝ったのでそのときの印象ではなかなか大鵬が柏戸を越えるのは難しいのではないかという感じを強くもった。

だが、それは私の感覚がもちろん間違っていた。その後の対戦ではほとんど柏戸が大鵬に勝ったという相撲を見なくなった。それくらい、大鵬の強さは際立っていたのである。

一般にお相撲さんはあまり長寿ではないように思う。それで大鵬の72歳という年齢は結構長寿なのかもしれない。

「巨人、大鵬、卵焼き」という言葉は大鵬と卵焼きについてはOKだが、私は巨人嫌いなので、この言葉が好きではない。金に物を言わせて、他のチームの主力選手を引き抜いてきて、勝つというそのやり方が嫌いである。このごろは生え抜きの選手にいい選手が出てきているようだが、この金権体質はあまり変わっていないと思う。

もちろん、選手個人についていうならば、他のチームから巨人に行ったことはその人の野球人生としては自分の価値が一番あるときに自分を最大限に売り込んだということだけなので、野球選手の短い野球人生であるから、それをそれほど非難するつもりはない。

これは私だけではないと思うが、巨人が嫌いでも長嶋や王選手が嫌いだったことはない。そこら辺が微妙でもあるが、長嶋、王は別格の国民的なアイドルであった。