以下に書くことは前にもこのブログで書いたことがあるかもしれないが、全くの願望であって、そういう状態に至っているということではない。
長年ドイツ語をテレビとかラジオで学んできており、また少ない機会ながらドイツ語を母語とする人とも話す機会がときどきはある。そのときに自分で何も意識をしないでドイツ語が口をついて出るという風になれないものかといつも思っている。
だが、現実は厳しく自分の思ったことがなかなか表現できない。それでも私のドイツ語を聞く人たちがなかなか頭のいい人たちなので、意志の疎通にはなんとか困らないくらいである。
もちろんときどきは間違って理解をされることはあるのだけれど、そのときは私が補足して説明をすると大抵は理解してもらえる。
昔は(1980年代の初めころだが)、もっとドイツ語を話すときに意識して話をしていたように思う。だから文法的にも正しかったのだと思うが、このころはどうもブロークンもいいところであろう。
結構、ドイツ語の文法も繰り返して学んでいるのだが、それでもなかなか身についたというわけにはいかない。そして一番のギャップがあるのは結局私の発想がやはり日本人でしかないということである。
もちろん、それが悪いとは一概には言えないが、そこらあたりが私の限界であろう。
でも、いつかはドイツ語を外国語として意識しないで話せるようになりたい。これが現在の私の見果てぬ夢である。