会社にも大学にも希望がない。
私の知らない会社のことはおいておくとしても、大学が希望の持てるものでなくなっていることは確かであろう。
法人化されたとはいえ国家の予算で運営されている国立大学がさらに体質改善という名の崩壊の一途をたどっている。国家予算が国債を発行してなんとか予算を立てている状況だからしかたがないが、それにしてもどうも卵がかえる前に腐ってしまうような感じである。
いまでもそうかもしれないが、20年以上前日本の来られて、研究していた中国人のある物理学者がその当時産業とかに応用が期待できる分野には予算がたくさん出るが、そうではない分野にはほとんど国家予算がつかないと嘆いていた。
ところがそれと同じようなことが日本でも同じ状態が出現しつつある。目玉の研究プロジェクトとかには確かに予算がつくが、それ以外には予算はほとんどつかないらしい。まあ、文系分野の学者は昔から参考文献などの購入も自分の給料からしていたということもあるのだが、それにしても以前は少しは予算がついていた。
実情を詳しく知らないが、私たちが大学に勤めていたときの配分される予算は1/3くらいになっているのではないかと思う。これでは地域に特色のある大学だとか言ってもこれでは無理というものであろう。
もっともそれでもなんとか大学に残って研究したいと思う若い人がいるとすれば、それがわずかな希望のもとになる。
ISにしてもEUに押しせる難民にしても大きな問題を世界が抱えている。それに財政問題からEUからの離脱か残留かの判断が迫っているギリシャの問題も。
私の知らない会社のことはおいておくとしても、大学が希望の持てるものでなくなっていることは確かであろう。
法人化されたとはいえ国家の予算で運営されている国立大学がさらに体質改善という名の崩壊の一途をたどっている。国家予算が国債を発行してなんとか予算を立てている状況だからしかたがないが、それにしてもどうも卵がかえる前に腐ってしまうような感じである。
いまでもそうかもしれないが、20年以上前日本の来られて、研究していた中国人のある物理学者がその当時産業とかに応用が期待できる分野には予算がたくさん出るが、そうではない分野にはほとんど国家予算がつかないと嘆いていた。
ところがそれと同じようなことが日本でも同じ状態が出現しつつある。目玉の研究プロジェクトとかには確かに予算がつくが、それ以外には予算はほとんどつかないらしい。まあ、文系分野の学者は昔から参考文献などの購入も自分の給料からしていたということもあるのだが、それにしても以前は少しは予算がついていた。
実情を詳しく知らないが、私たちが大学に勤めていたときの配分される予算は1/3くらいになっているのではないかと思う。これでは地域に特色のある大学だとか言ってもこれでは無理というものであろう。
もっともそれでもなんとか大学に残って研究したいと思う若い人がいるとすれば、それがわずかな希望のもとになる。
ISにしてもEUに押しせる難民にしても大きな問題を世界が抱えている。それに財政問題からEUからの離脱か残留かの判断が迫っているギリシャの問題も。