物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

伏見康治コレクション3

2016-05-24 12:55:47 | 日記
『物理学者の描く世界像』(日本評論社)に中性子の減速の話題が取り上げられている。

これは原子炉内での核分裂で発生した中性子を減速させる話である。伏見康治先生もやはり原爆研究か原子炉の理論の一環として中性子の減速の問題を考えられていたらしい。

あまりこれは現在では学問的な内容ではないのかもしれないが、それでも原子炉工学を学ぶときには基礎知識であろうか。数年の間 E 大学工学部で原子力の基礎知識を講義したことがあり、そのときに中性子の減速の数学というか物理を自学自習したことがあった。これは講義をするためには当然のことであった。

伏見先生は雑誌「数学セミナー」の編集部の要望に応えて「やはり微積分は役に立った」という記事を3か月にわたってかかれた。それが、この本に掲載されている中性子の減速である。私はこれらの章をまだ読んではいないが、それほど難しい数学も用いていないので、読んでみようかと思っている。私が昔テクストを読んでつくったノートも役に立つかもしれないなどと考えている。

などと多寡をくくったことを書いたが、さらにちらっとこの記事をながめたところではどうもノートが役に立つのは連載3回の1回目だけらしい。


『フランス語のしくみ』

2016-05-24 10:30:36 | 日記
を土曜日と日曜日にかけて読んだ。この本もそれほど難しくはなく、すいすいと二日で読めた。もっともこういうのは読んだだけでは何の役にも立たなくて、覚えて使えることが必要なのだが、それをしようとするとこういう本は読むことができない。

もっとも私にとってあまり新しい知識はなかった。などというとフランス語のことをよく知っているかのごとく聞こえるかもしれないが、私のフランス語の知識など多寡が知れている。

白水社の『~語のしくみ』という本は本格的にその言語を勉強する前に、そのおよそ外観を得るために書かれた本なので、こういう読み方があっているのだと思う。

『ロシア語のしくみ』だとか『イタリア語のしくみ』という本を後で読むのがいいかどうか。また、『スペイン語のしくみ』なんて書を読んでみたらいいかもしれない。

『ポルトガル語のしくみ』なんて本もあるのだろうか。あまりポルトガルには関心がないが、ブラジルはポルトガル語を話す国なので、ブラジルに関心があれば、ポルトガル語をある程度学ばなくてはならない。

しかし、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語の話者が3人いて、それぞれが自分の母語で話してお互いになんとか理解すると聞いたことがあるので、ポルトガル語をことさら学ぶ必要はないかもしれない。もし、スペイン語がすこしできるのならば。もっとも私はスペイン語などまったくできない。

作業があって

2016-05-24 10:16:03 | 日記
昨日はブログを書くのを忘れた。というか、パソコンのスイッチを切ってから、今日はブログを書かなかったなと気がついたが、またスイッチを入れてパソコンを立ち上げるのに時間がかかるので、もうそのままにして自宅に帰った。

先週に『数学・物理通信』の3つの号の編集作業が終わったので、昨日は『ドイツ語圏とその文化』1-5のR氏からの修正のコメントを入力していた。今日は予定の作業はないから、久しぶりに別の久しくおいてあったまた別の作業をしようかと思っている。

こちらの方も義理が悪いことといったらありはしないほどだ。この作業はあと図を一つ入力するだけになっているのだが、それができないというかなかなかその気になれないのである。

しかし、しばらく時間があるから、この作業をやってみようか。