物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ニューメロフの方法

2016-05-07 15:38:43 | 日記
という常微分方程式を数値的に解く方法を最近知った。これは固有値問題を解くのに使った人の論文からその解法の存在を知り、クーニンの『計算物理学』(共立出版)でその要点を学んだのだが、論文を投稿をしてくれた方の説明はちょっと唐突に思われたので、書き直してくださいとお願いをした。論文は改訂されたのだが、それでもそれほどわかりやすくなったとは思えない。論文というものは説明をつくす必要はないので間違ってなくて重要な、または必要なことであればそれでいい。

そうではあるが、教育的にはわかりやすい方がいいので、自分で解法の初等的説明のための補遺を書こうと心を決めた。もっともそれでも元の数値微分の定義から書かなくてはならないので、ちょっと面倒ではある。2階の数値微分のときに前進差分をとるのか、後退差分をとるのか、はたまた中心差分をとるのかだとか、ちょっと面倒ではある。

昔、それももう半世紀以上も昔に岩波の応用数学講座の1冊に「数値計算法」だったかの分冊があり、その懇切丁寧な森口繁一さんの数値微分だとか数値積分の説明を読んだ思い出があるが、その原本を私の手元に現在見出すことができるかどうか。できれば説明はそれをフォローすれば簡単のはずである。

もともとニューメロフの方法はそんなに難しくはないので、説明不要かとも思うが、やはりちょっとした説明をしておいた方がよさそうである。

ドイツ語のしくみ

2016-05-07 15:21:41 | 日記

という本を県立図書館で借りて来て読み始めた。アマゾンコムの書評で多くの人がほとんど異口同音に褒めちぎっているからである。

私にはちょっとやさしすぎるようにも思うが、それでも全く不要ということはない。やさしく書けていると思う。まだ最後まで読んではいないが、ほぼ一日か二日もあれば読み終えることができる。

じつは昨晩これを読んでいたが、途中で眠ってしまった。それで本格的に寝ようと思って2階の寝室に行って横になったが、眼が冴えて寝られない。それでまた起き出して、読みかけていたつづきを読んだのだが、そのうちにまた眠くなったのでもう一度2階の寝室で寝たら、9時半ごろまで寝てしまった。

だが、「ドイツ語のしくみ」の終わりまでにはあと40ページは切っているのではなかったろうか。「フランス語のしくみ」だの「イタリア語のしくみ」だのというシリーズもあるようだから、これらも読んでみたい。もっともはじめの方の数十ページは読み飛ばした。

3回くらい読み返せばいいとアマゾンコムの書評に書いてあったような気がする。清野智昭さんという方はNHKのドイツ語講座の講師も務めておられた方だから長年私も彼の講座にお世話になっていた。

「中級ドイツ語のしくみ」という本も出ているらしいし、「中級独作文のしくみ」だかの本はすでに大学生協書籍部に注文した。こちらは独検1級検定に合格した方が苦手な独作文のために購入して、半年ほど読み込んだと書かれてあったので。