物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

『原典でたどる電磁気学史』

2018-03-27 11:21:28 | 物理学

という本を三星孝輝という人から送ってもらった。徳島科学史研究会を主宰する西條敏美さんのご紹介でこの本を送っていただいたという。この三星さんは徳島科学史研究会員である。

まだ何も読んでいないのだが、電磁気学の認識の歴史の概観を与え、またそれに関係した論文の抄訳をした本らしい。抄訳された原典の論文はもちろん英語のものもあるが、ラテン語やドイツ語、はたまたフランス語もある。

そのうちで英語とドイツ語は三星さんは読むことができるが、フランス語とラテン語の場合は英訳されたソ―スブックから抄訳されたという。いずれにしてもなかなか私たちには真似のできないことで、貴重なものであろう。

私は特にファラデーの電磁誘導の法則をどのように見つけられたかに関心があるので、そこら辺の事情を知りたいと思っている。

『原典でたどる電磁気学史』(太陽書房、2018)で定価は2,300円である。

 


退屈なブログ

2018-03-27 10:53:55 | 日記

であるはずなのに私のブログに一日に200人を超える人がアクセスすることが多くなった。大体、数学だとか、物理だとかの話題が多い、おもしろくもなんともないブログである。

私だけではなく、それほどおもしろくもないブログに関心をもつ人がいると思うとなんだか日本の国も捨てたものではないのかもしれないなどと思ったりする。

たとえばの話であるが、微分積分のテクストが100種類近くも出版されている国が世界のどこにあるだろう。これは一例として挙げたわけだから、それが電磁気学のテクストでも、はたまた量子力学のテクストでもほぼ同じである。私はいつかは量子力学のテクストを書きたいと思っているが、それは優先順位が低いので、生きているうちに多分書くことがないであろうというのが客観的な判断である。

私のもっている量子力学のテクストだって20冊はあろうか。それくらい文化度が高い国なのである。もっともその量子力学を理解している人はテクストを読む人ほどにはいないかもしれないけれど。