という本を三星孝輝という人から送ってもらった。徳島科学史研究会を主宰する西條敏美さんのご紹介でこの本を送っていただいたという。この三星さんは徳島科学史研究会員である。
まだ何も読んでいないのだが、電磁気学の認識の歴史の概観を与え、またそれに関係した論文の抄訳をした本らしい。抄訳された原典の論文はもちろん英語のものもあるが、ラテン語やドイツ語、はたまたフランス語もある。
そのうちで英語とドイツ語は三星さんは読むことができるが、フランス語とラテン語の場合は英訳されたソ―スブックから抄訳されたという。いずれにしてもなかなか私たちには真似のできないことで、貴重なものであろう。
私は特にファラデーの電磁誘導の法則をどのように見つけられたかに関心があるので、そこら辺の事情を知りたいと思っている。
『原典でたどる電磁気学史』(太陽書房、2018)で定価は2,300円である。