物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ホームレスを80%減らした市長さん

2018-03-02 10:47:30 | 日記

が昨夜のNHKのEテレのTEDで話をしていた。この市長がなんとアメリカのニューメキシコ州のアルバカーキの市長さんであった。

私はアメリカに行ったことがないので、もちろんアルバカーキなど知らない。もっとも原爆を開発したニューメキシコのロスアラモスを知っている。そしてこのロスアラモスからほど遠くはないところにある町がアルバカーキである。

それだからアルバカーキという名前にはなじみがある。それもアルバカーキ (Albuquerque) という町の名前は英語の文章で読んだ記憶があって、そのときどう発音するのかわからなかった。そのうちに日本語の訳でアルバカ―キとあるのを知ってようやくAlbuquerqueとアルバカ―キと結びついた。そういういきさつのある町である。

そして、天才物理学者と言われたファインマンの最初の奥さんがこの町で療養をしていたと彼の伝記で読んだことがある。もちろん、療養の甲斐もなく亡くなってしまう。そのころファインマンはロスアラモスで原爆の開発に携わっていた。

市長の話に返るが、市長はあるとき市中に食事に出かけた。その帰りに「ホームレスの方に食事を提供します」と書いた看板の下で「仕事が欲しい(want a job)」というポスターをもった男性に出くわす。それで彼は仕事をホームレスに与えた方がいいと考えて、ホームレスをなくすことに尽力する。そして、ホームレスを80%減らした。

そして、その成果をもってTEDの講演会に望んだらしい。詳しいことは途中で眠ってしまって聞き逃した。

(注)この放送の直後の上のようなアルバカーキの話をしたら、それをテレビで見ていた妻がすぐにスマホで調べてくれた。このとき私はAlbuquerqueの綴りがはっきりしなかった。笑い話として私の話の信ぴょう性を確かめるためにスマホでチェックされる。それで私はいつも「私はスマホと競走さされている」と言っている。