は他の物理学のブログでも大きく取り上げれているので、私は個人的な思い出を書こう。
京都であったと思うが、マルセル・グロースマンの名を冠した一般相対論か宇宙論かなにかの国際会議があったときに、ホーキング博士が出席されて、講演をされた。その後のバンケットだったか何かでも見かけた。
多くの方(もちろんみんな物理学者)が彼と一緒の写真に写ろうとされたのを覚えている。多分、数メートルの距離から彼を見た。親しみやすい感じの人であった。
ホーキングが勤めていた教授職はニュートンとか量子力学の創始者の一人である、Diracとかが以前に占めていた有名な職であった。彼の前任者はDiracであったと思う。
彼は亡くなったときには76歳だったというから私よりも2歳下だと聞いて驚いた。私よりも若かったことに。20歳の中ごろにALSに発病して76歳までよく生きたと思う。
私はホーキングの論文や本をまったく読んだことがない。だからその業績を評価する立場にない。