物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ホーキング博士死去

2018-03-16 12:42:35 | 日記

は他の物理学のブログでも大きく取り上げれているので、私は個人的な思い出を書こう。

京都であったと思うが、マルセル・グロースマンの名を冠した一般相対論か宇宙論かなにかの国際会議があったときに、ホーキング博士が出席されて、講演をされた。その後のバンケットだったか何かでも見かけた。

多くの方(もちろんみんな物理学者)が彼と一緒の写真に写ろうとされたのを覚えている。多分、数メートルの距離から彼を見た。親しみやすい感じの人であった。

ホーキングが勤めていた教授職はニュートンとか量子力学の創始者の一人である、Diracとかが以前に占めていた有名な職であった。彼の前任者はDiracであったと思う。

彼は亡くなったときには76歳だったというから私よりも2歳下だと聞いて驚いた。私よりも若かったことに。20歳の中ごろにALSに発病して76歳までよく生きたと思う。

私はホーキングの論文や本をまったく読んだことがない。だからその業績を評価する立場にない。


「かたい」を英語では

2018-03-16 12:11:53 | 日記

「かたい」を英語ではどういうか。NHKのEテレの仕事の基礎英語の会話に「そばがかたい」というのが出てきたが、その「かたい」というのを英語ではどういうかと講師の大西先生が6つか7つのかたいという英語を示していた。

それらはどれも私の知らない英語ではなかったが、それは英語の方を見て意味がわかるという意味であって、「かたい」という日本語を見て思い出すという種類の英語ではなかった。

一番普通にはhardを思いつくが、「そばがかたい」というときにはfirmという語だという。さらにsolidだとかrigidだとかtoughだとかstiffだとかたくさん出てきた。

ここで一覧のために書いておくと

hard, firm, solid, tough, rigid, stiff

ほかにもあったかもしれないが、ちょっと思い出せない。

物理屋さんなら、solid-state physics (固体物理学)はよくご存じだろうし、剛体(rigid body)もよくご存じだろう。

stiffというのは五十肩で肩が動かなくなったというふうに、動いていたものが動かなくなったというときに使うという。toughはたとえば肉の焼き具合かなにかによって歯が通らないというようなときに使うという。firmもヌードルがかたいとかいう場合に使うという。

だから「かたい」と言ってもいろいろあるということを知った。

普通の英語の学習者にとって、rigidとかsolidとかはなかなか思いつかないだろう。toughとかhardとかfirmは日常生活でも使う。toughはtough negotiator(手ごわい交渉相手)とかいうときなどに使うだろうか。