妻の知人が桜の若枝を数日前に数本もってきてくれた。これがはじめのころは花はつぼみだったが、食卓においてあるので、暖かいのであろう。今では満開である(注)。
世間でも桜がすでに満開のところもあるようだが、一般にはこれからであろう。だが、我が家ではすでに桜は満開で食事のたびにこの桜を鑑賞している。
私はあまりアルコールをたしなむほうではないので、この桜を見ながら晩酌というわけでもない。しかし、今夜は買い置きのワインでも飲んでみようか。
妻はいろいろなグループ活動をやっているので、もうすでに2回か3回くらい花見を行っている。パソコンクラブとか書道クラブとかである。いずれも川のそばの桜の花見場所としては絶好の場所である。そこの近所にはスーパーもあって弁当を買うのにも苦労しない。だから、それぞれが好き好きに弁当を買って桜の花見をすでに楽しんだという。
だが、松山では桜の花見はこれからであろう。
(注)ことわざにある。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と。桜の若枝をもらったと上で書いたので、有名なことわざを知らないのかと思われそうだ。当然私たちもそのことわざを知っている。
ところで桜の若枝を切って私どものところへ届けてくださった方と妻がお会いする機会があり、そのときにお伺いしたところでは枝を切っても、そこから腐らない種類の桜があるのだという。
桜の若枝をくださった方がもちろんこのことわざを知っていて、そのことに言及されたという。