物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ペッテンコーファー

2021-02-05 16:34:16 | 本と雑誌
ペッテンコーファーはドイツの公衆衛生学の父とか祖であるとこれは大学の公衆衛生学の講義で聞いた。

下水道施設を完備したり、湿度の高いところを換気したりして、病気の予防の尽力した人であることはまちがいがない。

ただ、病気の原因が今わかっているような細菌とかウイルスだとは思っていなかったという。

それでペッテンコーファーはロベルト・コッホの長年のライバルであったと聞くとその功罪は相半ばするのだということがわかる。

(2021.2.10付記)ペッテンコーファーは多分森鴎外(林太郎)の公衆衛生学の先生だったと聞いた覚えがあるが、その記憶はあやふやである。だからまちがっているかもしれない。

『道具としてのベクトル解析』

2021-02-05 12:26:43 | 本と雑誌
道具としてのベクトル解析』(日本実業出版社)をここ数数間読んできた。

そろそろこの本を図書館に返却に行く時期が来た。やさしく書かれていて、わかりやすい。1か所か2か所このままではわからないところがあった。一つは内分点と外分点の箇所だった。

ここは、もうちょっと親切に説明をした方がいいと思ったが、そのほかは説明不足と思われるところはなかった。

特に、普通の微分積分学とベクトル解析との接続を念頭において書かれていることはよくわかった。姉妹書として『道具としてのフ―リエ解析』というのもあるらしいので、これも読んでみたい。