コロナ禍に対して 2021-02-20 17:09:18 | 本と雑誌 コロナ禍に対して感染者の指数関数的な増加とか、または感染者数の振動が起こる恐れを朝日新聞で神里達博さんが昨日だったかに指摘していた。医療関係者とか理系の識者にはこういう現象が起こることはある程度予想できるが、政治家のような一般人には、これの予想が難しいのではないかということだった。神里さんの助言は、だからこの時世にきちんとした警句を有効に発することのできる専門家が必要とされるのではないかということだった。まさにその通りであろう。
いくつかの弱点 2021-02-20 16:44:24 | 数学 いくつかの弱点が私にはあることに気がついた。ここ半月くらいはフ―リエ解析の弱点の補強をしていたが、複素解析の積分もあまりきちんと身についてはいない。留数定理をその時々で複素解析の本を見て使うことはできるが、本なしには計算できないことに気づいた。これは昔のことだが、朝永の『量子力学 I』(みすず書房)で複素解析の留数定理を用いればすぐに計算できる積分をこの留数定理を知らないために積分できなくて、友人がわざわざこれを無理矢理に初等的に積分してくれたことを思い出した。もっとも、この積分は後年私も訳者の一人となった、ゴールドスタインの『古典力学』(吉岡書店)には留数定理を使って求めてあった。
いつも仕事が遅くて 2021-02-20 11:28:20 | 本と雑誌 いつも仕事が遅い。それだけではなく、あるゆるところでひっかかる。だから仕事は常に停滞する。O先生の『量子力学講義ノート』第3部に新年からとりかかるつもりであったが、またまたあるところでひっかかってしまい、そこはpendingにして前に進めたのだが、すぐに別のところでつっかえた。それを解決するために話が発散してしまい、さんざんたるありさまである。それでもそこをなんとか解決しなくてはと今朝から思い出した。うまくいくかどうかは自信がまったくない。これはある程度まとまってくれば、どなたかに見てもらえるのだが、そこまでいかないからである。困った困った。