物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

サッカー選手の名言サッカー(3)

2021-02-02 12:24:01 | 本と雑誌
昨夜のNHKのEテレの「旅するドイツ語」を途中から見た。

その中で
Jeder, der im Halbfinale steht, hat das Zeug,Weltmeister zu werden.   (Lahn)
準決勝の場に立つ者は誰でも世界チャンピオンになるものをもっている。

ドイツ語の文章が文法的には難しいので、(注1)を参照のこと。das Zeugは辞典ではあまり価値のないものを指すようだが、この場合にはそうではなさそうである。

Zeugという語に単独でドイツ文において出会ったのはこれが最初である。知っているのはおもちゃSpielzeugだとか工具Wergzeugとかである。

工具箱はWerkzeugkastenと言ったと思う。

(注1)この名言とされるこの文章は文法的にはちょっと難しい。文章の骨格を示すと

Jeder hat das Zeug, Weltmeister zu werden.

となるが、これだと全く面白くもなんともない文章である。

(注2)またまた注をつけたくなった。準決勝はHalbfinaleと言うが、準々決勝はViertelfinaleという。その前のベスト8を決める試合はAchtelfinaleとか言った。決勝戦はFinaleである。




「この世界の片隅で」

2021-02-02 11:50:48 | 本と雑誌
「この世界の片隅で」は北条すずさんという若い女性を中心としたアニメである。昨夜テレビでこれを途中から見た。

とはいってもこのアニメを前にも少なくとも一度は見たことがある。これがテレビで見たのか、それとも映写会で見たのかどうも記憶がしっかりしない。

広島の江波という地区に育った絵を描くのが好きな若い女性の話である。18歳の時に呉市の若い男性と結婚して北条すずとなる。

呉は軍港都市なので、太平洋戦争中の空襲をたびたび受ける。呉は私の同級生の出身地であり、彼の両城町のお宅にも数回訪ねて泊めてもらったこともある。

山の中腹にあった彼の家ももうないし、それにこの友人は逝去してもう故人でもある。この友人よりも北条すずさんは10歳くらい年上であろう。

いくつかの悲しいこともあるのだが、広島市の実家に帰省しようとしていた矢先に広島に原爆が落とされるというところは最後の方にあるのだが、やはりこのアニメの最高頂であろう。

灰が峯とか休山とかの名も出てきて懐かしかった。


「フ―リエ解析」の修正

2021-02-02 11:24:06 | 本と雑誌
昨日「フ―リエ解析」の修正した原稿をプリントして家にもって帰ってテレビを見る合間に見た。

式の番号があっていないところがあまり修正されていないこととか、ちょっと内容の点で書き方が足りないところとか、新しく問を設定したものの解が書かれていないとかがある。

今日で三日目なのでしかたがない。いまできあがっているところでは8ページである。期待していた通り、latexによる入力で式がきれいに見えるようになった。内容はそれほど変わっているわけではないが、まったく見かけは変わった。
これなら早くlatexで入力しなおすべきだった。

これは3月発行の「数学・物理通信」に掲載することも可能であろう。