「数本のしおれた野花」とはある歌手の歌の文句の一部らしい。
岩波の読書雑誌「図書」5月号にブレディ・みかこさんが書いたエッセイの中のシンガーのジョニー・ロットンの歌の文句である。
以下に孫引きとなるが、引用しておこう。
道端に数本の萎れた野花が捨てられてある。
小さな花束にして誰かに贈ったものらしい
---俺たちは花々だ、ゴミ箱の中の
受け取った誰かの気持ちはどうったのか
捨てた際の気持ちはどうだったのか
捨てた際の気持ちのあれは
ーーー俺たちは毒だ、あんたの人間機械の中の
以上である。