物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ようやく少しづつ売れ始めたらしい

2022-06-14 13:25:18 | 数学
私の本がようやく少しづつ売れ始めたらしい。2014年10月に初版2000部発行された私の本『四元数の発見』のことである。

数年前に出版社に聞いたところでは1年に売れても70部くらいで、そのころはまだ500部の在庫があるということだった。

改訂版を出したいのだが、と問い合わせたのだが、その可能性は初版が全部売切れての上の話だと言われた。取りつく島もなかった。

500部で年間最大で70部しか売れないのでは、少なく見てもそのときは7年以上かかる見込みだった。それに税込みで2200円が定価で高くはまったくない本の海賊版みたいなのがその当時は横行していて、無料のpdfを配布する人がインターネットのサイト上に何人もいた。

一万円を超える本なら、海賊版が出没するのも理解できなくもないが、税抜きなら2000円の定価の本の海賊版みたいなのが横行するとは信じられない。
そんな安価の四元数の本など日本でも他にはないのに。

それに私は初版の発行時に三十万円の印税をもらった後は本がいくら売れても、増刷されるときにしか印税は入らない。

しかし、四元数はマイナーな分野だから、小説みたいに何万部も本が売れることはない。

数学の本としては破格のベストセラーになった『オイラーの贈物』は元の海鳴社版は3万部が売れたという。その後、東海大学出版会の発行となったが、こちらはどれくらい売れたのだろうか。


「数学・物理通信」12巻3号の発行

2022-06-14 12:45:38 | 数学
さきほど「数学・物理通信」12巻3号の発行を発行した。とはいってもメールでこのpdfのファイルを送るだけである。

だからなんということはない。でも正しいメールアドレスに送らないと届かないことになる。

数か月前だったか何人くらいの方に送っているかと尋ねられてその数を数えたら、81人だった。その送り先は時間の経過とともに変わって来ている。

それにインターネットのサイトにも名古屋大学の谷村省吾さんのご尽力で出ているので、別に私のメールアドレスに登録されていなくても、その内容に接せることができる。

単に「数学・物理通信」と入力するだけで検索できる。