故小川修三さんの「量子力学講義ノート」1, 2はすでに電子版の「素粒子論研究」に投稿して、掲載されているが、「量子力学講義ノート」3はなかなか仕事が進まない。
「数学・物理通信」12巻4号を発行した昨日このノートを取り出してきて少しづつ入力し始めた。それでも昨日入力できたのは1ページにしかすぎない。
年を取ってきて、入力がすばやくできないからである。それに書かれてある事柄がなじみがないときに特に気にかかって入力が進まない。どこかにこういうことの理解のヒントがないかと思って、いろいろ本を探したりし始めるのでますます仕事が進まない。
それに講義ノートはルースリーフであり、ページのつながりが本当にいいのかわからない。すべて編集する私の判断が唯一の頼りである。だが、小川さんの奥様は心待ちにしておられるだろうと思うと早く仕事をしなくてはならないのだが。