ほぼ仕事が終わった。とはいっても『四元数の発見』(海鳴社)の第6章にあたる部分の改訂版の草稿である。
ベクトル空間の話をどう付け加えるかの仕事がほぼ終わった。具体的には四元数の計量ベクトル空間のベクトルとしての直交性を示すことであった。
四元数の元 1, i, j, k を行ベクトルとして、(1, 0, 0, 0), (0, 1, 0, 0), (0, 0, 1, 0), (0, 0, 0,1)と表し、スカラー積で直交性を示すことができる。そういうことを書いた。
だが、そういうことを述べる前にべクトル空間とか計量ベクトル空間の定義とかを述べたのであるが、これはまったくの天下りである。
原稿を昨夜読み返したら、やはり細かな修正を必要としているが、基本的なベクトル空間についてはようやく書き加えようとしていたことはほぼ書いた。
なんでも仕事は無限に続くわけではないということを実感している。ほぼ終わってみるまでは無限に仕事が続くような感じがしていた。