終わりがなかなか見えない。
昨日も、少しは作業したのだが、なかなか終着点は見えてこない。
終わりに近づきつつあるのだとは思うのだが、そういう実感がわかない。むしろ終わりから遠ざかるような感じがするから不思議だ。
線型代数の一般論からすこしベクトルとしての四元数に話が入って来ているのに、である。まあ課題は無限にあるわけではないからいつかは終わるのだろう。
先日も書いたように線形代数のテクストには四元数とか複素数をベクトルとして見るという話はほとんど書かれていない。例として挙げてある本もあまりない。皆無ではない。梶原健『線形代数のコツ』(共立出版)には少しだけ書かれている。