妻からバレンタインのチョコをもらうようになってから、どれくらいの年数が経つだろうか。今年も昨夜の食卓に乗っていた。まあ、夫婦で互いに勝手なことをやっているが、まあまあの仲であろうか。
いつもよく夫婦で話しているのは夫をまたは妻を殺害するくらい思いつめる事態になったら、そういうことはせずに別れるべきだと。そういう深刻な事態に陥る人は少ないのかもしれないが、やはり世間にはいるのだと思う。
深刻なDV(ドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力))に陥ったら、離婚とかを申し出るまでもなく逃げるしかない人もいるだろう。それも普通のDVは男性の方からの暴力だが、世の中には女性からの男性への暴力もあるのだと聞く。そういう男性はなかなか他の人に相談できなくてつらい立場の人もいるという。
暴力を働く人の心理にまで立ち入って考えれば、そういう心理に陥る原因があるのだろうから、そういう心理的状況を救わないといけないのだが、自分でそのことを自覚できないと外から救出の手を指す伸べることもなかなか難しい。
だが、最近では隣に住んでいても隣がどういう人か知らないというのがそんなに不思議ではなくなっている。同じ団地で一人での孤独死があると、ときどきニュースや特集の番組で見るから、世間にはほんとにいろいろな方々が居られるのがわかる。
24時間自宅のカメラでインターネット中継で見守ってもらうという方も1,2ではないらしい。もっともそういう技術がないといけないわけだから、年配の人にはそういう人は居ないと思われるけれども。
私にしても日中は一人で仕事をしているので、なんかの拍子に脳溢血とか心不全とかその他自分では予想がつかない原因で孤独死をするかもしれない。そして、夜になっても自宅に帰って来ないというので妻が仕事場に来てみたら、死んでいたなどということだって起こらないなどとは限らない。
物騒な話になって恐縮だが、だが、それが人生というものだ。C'est la vie.(セ・ ラ・ ヴィー)