Die Wahrheit liegt auf dem Platz.とい う名言を言ったのはドイツ人のサッカーコーチのRehhag(?)さんだという。このコーチは存じ上げていないのだが、昨夜のNHKのEテレの「旅するドイツ語」の最後に紹介されていた。
Die Wahrheit liegt auf dem Platz.の直訳は「真実はフィールドの上にある」であろう。このコーチはどこかの国のサッカ-チームを率いて全ヨーロッパだったかの選手権に優勝したコーチだという。この意味は定かではないが、厳しい練習をすれば、ゲームで勝てるとかいうことであろうか。
der Platzは普通は広場であるが、ここではサッカー場を意味しているのであろう。普通はder Marktplatzという語として使われる。
ヨーロッパの町はキリスト教の教会を中心にして町が発展したので、町の中心に教会があり、その広場で週に何日か市場が立つ。それでMarktplatzと言われる。日本人にとってもよく知られているのは、たとえばフランクフルトのR"omerbergであろうか。それとミュンヘンのマリエンプラッツMarienplatzであろうか。
もう20年以上前のことだが、数週間の南ドイツの旅行の最後にフランクフルトでそれこそ20数年ぶりにこの広場R"omerbergのアイスクリーム屋さんの前の椅子にすわってアイスを食べながら、中年のご婦人とお話をしたことを覚えている。
なんでも前日にゲーテに関係したお祭りの儀式があり、ゲーテのお母さんがお里帰りするという劇で馬車に乗って広場を出るというシーンがあったのだという。
そのときにはじめてKutsche(クチェ)というドイツ語を耳にしたが、たぶん馬車のことなんだろうなと想像した。レーマベルクR"omerbergの近くにはゲーテの生家Geburtshausがある。
広場としては、他にはミュンヘンM”unchenのマリーエンプラッツMarienplatzとかベルリーンBerlinのアレクサンダープラッツAlexander Platzとかが有名である。