今日は文化の日である。
量子力学の摂動論の1次の摂動のところで波動関数の展開係数を決めるとき大抵の係数は問題なく決まる。ところがエネルギーの固有値の分母になるところが
ちがう値をとるところではその番号の波動関数の摂動の部分の係数が決められない。
それは普通には波動関数の正規化から決められるが、一次の摂動ではその係数の実部は0となる。それでその係数の虚部は波動関数の位相にくりこまれる。このことはすぐにはわからなったが、今朝夢うつつでいるときに、そうなっていることを納得できた。
ところが2次の摂動のときにもそうなっているのかどうかがまだわからない。どうも多くの量子力学の本を並べて読んでみるとこの2次の摂動の波動関数の展開の係数も波動関数にくりこまれるというふうに読めるのだが、どうもまだ理解ができない。
というのは2次の摂動のときは係数の実部が0とはならないように思われるのである。まだ吟味が十分ではないから何といえないのだが、その辺がどうなっているのか調べてみたい。
わからなければ、私のわからないところがあるとすぐに質問をすることにしている、YさんかKさんに聞くことになるだろう。