日本政府ってガソリンを備蓄していなかったのですね。
これまで備蓄していたのは「原油」であって、「ガソリン、灯油、軽油、重油」の国家備蓄の「検討を始めた」と日経が報じています。
ガソリンは揮発性が高いから備蓄しにくいのかもしれませんが、エネルギー安保の意識の低さを感じざるを得ません。
ブッシュ大統領が、
備蓄作業を一時停止→市場に出回るガソリンの増加 →ガソリン・スタンドでの価格が一服
という政策を成功させたというニュースを読むにつけ、日本の備えが希薄だったことが残念でなりません。
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ガソリンなど石油製品も備蓄・経産省方針、災害やテロに備え(日経)
経済産業省は石油の国家備蓄を従来の原油に加え、年内にガソリン、灯油、軽油、重油の4製品に対象を広げる方針を決めた。日本は第二次石油危機の1978年度から約9割を依存する中東産油国の政情不安で輸入が途絶えた場合を想定し、原油を備蓄。今後は国内の石油精製施設が地震など大災害や事故、テロで損害を受けた場合に備え製品備蓄に踏み切る。
新たに備蓄するガソリン、灯油、軽油、A重油の総量は当面、約50万キロリットルで需要の1日分。ガソリン17万キロリットル、灯油12万キロリットル、軽油10万キロリットル、A重油8万キロリットル程度になる見通し。(22日 17:26)