民主党は13日、参院外交防衛委員会(北澤俊美委員長)の理事会で日米平和・文化交流協会の秋山直紀専務理事の証人喚問を提案しました。
とっさの要求に驚いた自民党の山本一太筆頭理事は即答を避け、党内に持ち帰りました。
また、22日(木曜日)に宮崎元伸日本ミライズ元社長、山田洋行元専務の証人喚問をすることが決まりました。宮崎被告は現在、保釈中です。
秋山直紀さんは、自民党平成研の額賀、久間両元防衛庁長官と山田洋行の関係が疑われ、1月8日に同委員会で参考人質疑を受けました。浅尾慶一郎ネクスト防衛大臣らが質問しました。
チーム浅尾は一連の疑惑で、元防衛事務次官の守屋武昌さんからは鮮やかな連係プレーで身のある答弁を引き出しましたが、秋山参考人に関しては、証人喚問ではないことと、秋山氏独特の凄みに押し切られた感がありました。
今回、民主党が再び秋山さんを外交防衛委員会に呼び出すことを提案したのは、東京地検特捜部の捜査が進展し、内閣府などを通じて、自民党国会議員の具体名が出てくる可能性が出てきたと判断したものだと思います。
この問題に関しては自民党は逃げまくるでしょうが会期末を1ヶ月後に控え東京地検特捜部の動き次第で大きな争点になるかもしれません。